《お母さんが泣かないところがいい・Ⅳ》
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Mちゃん、お母さんが泣かないところ。それはあなたの中に泣ける場所があること。
あなたが安心して泣ける、つながりの場所がみえるところ。
だから、あなたはまっすぐに自分の声をきいていいんだよ。
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「ね、おかあさん、きいてきいて。これ。ここ、ここ、きいて」
自分の声を、大切な人の身体をくぐらせて、自分の耳で聴くこと。
「自分の物語」を、自分で読むことのはじまり。
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Kさん、この子が泣かないところ。それはあなたの中に泣ける場所があること。
あなたが安心して泣ける、つながりの場所がみえるところ。
だから、泣きながらでいいから、子どもの声をきいていこうね。