《かるたの順番とノーベル生理学・医学賞》
今朝、かるたの順番に気づいた。かるたを作って、何を考えたかったのかが、ようやく分かった気がする(-。-)y-゜゜゜
まだうまく説明できないので、まずはかるたの正しい分類を試してみる。
◇
【い】一緒がいいならなぜ分けた
【そ】相互行為を育てる「一緒」非知覚を育てる「分ける」。
【い】1割の発達ため、9割の適応反応を捨てる。
【う】運動性行為はこころのゆりかごである
――――(チャールズ・シェリントン)
【も】問題行動はせいいっぱいの適応行動かな。
【む】向かい合うものに応じて育つもの
向かい合うものと一緒に育つもの
【り】理解はこの子がつくるもの。
【り】理解はあとからついてくる。
【い】いいところなどどこにもない。今いるところをいいところに。
【み】見るべきものはみんな見せてきた。
【か】かわい子にはふつう学級を旅させよ。
【と】特別な支援には特別な生き方がついてくる。
【こ】子どもはみんなふつうの子ども。
【は】はなれて見てるお友だち。離れられない大人たち。
【お】大人がどんなにがんばっても子どものかわりはできません。
◇
【1932年のノーベル生理学・医学賞受賞者、チャールズ・シェリントン卿は、「運動性行為はこころのゆりかごである」と言った。
50年後、やはり受賞者であるロジャー・スペリーは、シェリントンの記念碑的前提をさらに詳述した。
「生体がある対象を知覚する限り、生体はそれに応じて反応するようになっている……運動パターンとしてすぐ放出される潜在的な適応反応が存在するかしないかによって、知覚と非知覚の相違が生じる」】
(「身体に閉じ込められたトラウマ」ピーター・Aラヴィーン)
◇
――――それから36年後。
かるたで表現していたのは、そういうことだった。
別に目新しいことでもなんでもなく、本当の「専門家」には当たり前のことだった。
「一緒がいいならなぜ分けた」とは、ノーベル賞的な発見の「ことば」なのだ。
その子を、知的障害とよんで分けてきたのだ。
21世紀。アトムとドラえもんの世紀。
少しは変わるかな。
(つづく)
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