《ふつう学級という森のイメージ》 □ 森に居る木の根は、700平方メートルにも広がる。 街の街路樹はその数パーセントにしか広がることができない。 子ども時代のつながりの根。 それは一人の子の根、「個の根」の話ではない。 ふつう学級での9年間、12年間という年月をかけて、深く根を下ろし、広げ、重ねてきた「つながりの根」の物語。 『樹木は助け合いが大好きで、社会をとても大切にする。』 そう、子どもたちも。