ワニなつノート

「就学相談会の答え合わせ」メモ⑤

《「はじめてのおつかい」のイメージ》

        □

「はじめてのおつかい」でもっとも単純はタスクは、「おつかい」すること。「お店」に行き、「お目当ての物を買って帰る」こと。それだけ。

緊張してあいさつができなくても、声がでなくても、品物を指さすだけでもいい。

 

お金の計算なんてできなくていい。それは何年後かでいい。

いま、与えられたタスクはそれじゃない。

お金は、財布から出せばいい。

いくら? そんなことは分からなくていい。

計算はお店の人がやってくれる。

 

            □  

お店の人は、幼い子どもの「タスク」を、シンプルに見る目を持っている。

3歳や5歳の子に「正確な支払い能力」は求めない、という「お約束」を「制約調整」という。

 

              □

そんなふうに、「はじめてのおつかい」は、「タスク」を「単純化」してしまうやり方を教えてくれる。

 

その子の一番のタスク(願い)を、単純化する。

その子の制約を、周りが調整する。

もっとも単純なタスクを与え、本人の意欲と希望をかなえる。

それで、子どもの主体感覚と達成感を支える。

(ひとりでおつかいできた!)

 

              □

「はじめての一年生」でもっとも単純はタスクは、「いちねんせい」すること。

「学校」に行き、「みんなと一緒に遊び、学び、そこに居る」こと。そこでつながりの安全と、四季を味わう。

それだけ。

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