さきちゃんのこと(その3)
3月6日は千葉の「後期試験」の発表でした。
さきちゃんは2度目の不合格。
77名募集で受検生は12人。
前期試験に続いて、2度目の「定員内」での入学拒否。
ほかの二人も定員内不合格。
80名募集で、受検者61人での不合格。
64名募集で、受検者62人での不合格。
3人とも「障害を理由として不利益」がないように、一年間、県教委と話し合ってきた結果がこれ。
3人とも「障害」を理由とした「定員内不合格」。
定員内不合格にされた後、その理由を聞いても、「障害が理由です」とは言わない。
ただ「総合的判断」ですと、壊れた機械のように繰り返す、「意思疎通」のできない人間。
それに対し、さきちゃんは、自分の言葉で伝えてきた。
「高校でももっと勉強したいなと思いました。」
「もっと勉強して、高校生活がんばりたいと持っているので…。」
「中学がんばったので、高校でも勉強がんばりたいと思います。」
「家庭科も自分でがんばろうかなと思います。」
さきちゃんは、3月13日の二次募集、今年3度目の受検に臨みます。
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