ワニなつノート

【業務連絡:希望者全入への道】(その7) 


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《高校は義務教育ではありません・2》



阪神大震災から東北大震災だけでなく、私たちは多くの災害や事件、虐待により、親と家を失った子どもたちを知っている。その子どもたちを守り育てることを社会的養護という。


「高校は義務教育ではありません」という言葉が、社会的養護を「なし」にしていることを、多くの人は知らない。


「高校は義務教育ではありません」だから、高校に行けなないなら、養護施設から出ていってください。

「高校は義務教育ではありません」だから、高校を中退するなら、養護施設を出ていってください。

そう言われる子どもたちがいる。


「高校は義務教育ではありません」だから親に受検をさせてもらえず「就職」とカウントされる子どももいる。



「高校は義務教育ではありません」その一言で「就職」を迫られる15歳。

その一言で「自立」を迫られる15歳。その一言で「定員内不合格」にされる15歳。

「高校は義務教育ではありません」その言葉で99%の進学する仲間とのつながりを奪われ、希望を奪われ、自身を奪われる15歳の子どもたちがいる。


「高校は義務教育ではありません」その言葉で私たちが見捨てているのは、たった0.5%ほどの子どもに過ぎない。


だけど、私が「会」と「ホーム」で出会う子どもは100%だ。
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