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ワニなつノート

自分の「呪い」を解くための100のメモ㉖

《エコロジカルアプローチ》

「重度障害」と呼ばれてきた子の学びと、「一流アスリート」の学びについての理解は、同じところに行き着いている。

               □

『コーチによる言語的な指導よりも、環境(制約)による指導のほうが運動に与える影響力は強く、効果的だ』

『運動とは、環境に対して自分の身体で何ができそうか、探索した結果、生じるもの』

『スキルを分解した練習では、事実上別の運動を学習しているため、試合への転移は起こりにくい』

 

               □

つまり、「この子の学び」は、ふつう学級の「つながりの安全の領域」で、自分の身体で何ができそうか、探索した結果生じるもの。あくまでも、「学ぶ」のは、本人が置かれた環境との関係において、であるということ。

子どもの生活を分けた学習では、事実上別の「子ども生活」を学習しているため、社会への転移は起こりにくい。

その他いろいろ。

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