ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

関西に帰省 1日目

2014-08-13 20:54:46 | 旅行
8月10日の金曜日に関西に帰省。
朝、東京駅から新幹線で京都駅へ。
京都駅は異常な混雑で荷物を預けるロッカーが満杯。
止むをえず駅地下の荷物預かり所に荷物を預けて駅ビルで昼食。
旧花街の島原の揚屋の角屋と置屋の輪違屋が特別公開されるというので見物。
JR京都駅からJR嵯峨野線に乗り隣の丹波口駅で下車して徒歩約7分。
丹波口駅は通常の観光コースから離れた位置にある。

青果市場もあり雑然とした雰囲気。

島原に入るとやや落ち着いた町並みだが、今は普通の住宅地。
祇園などに比べ京都の町外れに位置したことが衰えた原因とか。

角屋は江戸初期の建物で重文。
大夫や芸妓を招いた宴会場である揚屋の唯一の遺構。
見事な揚屋建築。



清河八郎や頼山陽を母親をここで遊ばせたこともあるようだ。

幕末は倒幕派や佐幕派がここで密談したり宴会を開いたようだ。

刀掛けも残っている。

新撰組が暴れてつけた刀傷も。

新撰組の芹沢鴨はここで宴会を行った夜、宿所で暗殺されたとのこと。

長州の奇兵隊の宴会記録もある。

中庭も美しい。

大規模な台所もあった。


直ぐ近くの置屋の輪違屋へ。

ここは江戸期までは大夫や芸妓を住まわせて派遣する商売だったが、
明治からはお茶屋兼業になり宴会場として使用され、現在も営業しているとのこと。

新撰組の近藤勇の書の屏風もある。芸妓の手紙の下書きもあった。


ここの中庭も美しい。

島原の入り口だった島原大門は江戸末期に建て替えられたもの。


タクシーで三十三間堂にまわる。

1000体の千手観音の像はいつ見ても圧巻。

江戸時代には本堂の西側の軒下121メートルを矢を射通す「通し矢」が行われていたとのこと。最高記録は1日で一万本以上の矢を射通し8割近く成功させたという。

夕方にJRで大阪に。
梅田のホテル阪急インターナショナルで弟夫婦と夕食を食べる。

おごってもらった京懐石の味は良好。
台風が近づいているためか、日本料理屋は他に客がいなかった。

食事後、新大阪のビジネスホテルで宿泊。


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