てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

夏鳥来る

2011年05月04日 16時27分06秒 | インポート







虫を撮っているとボボ、ボボというツツドリの声が頭上でした。
そういえば2-3日前にも、遠くで聞こえていたのだが、まさか頭上にくるとは・・・。
チャンス到来、しかし木の葉が邪魔をしてスッキリした絵が撮れない。
番(つがい)でいて、オスは尾羽根を大きく左右に振って恋のディスプレーをしていた。

平地から山地の森林内に単独で生息するため姿を見る機会は少ないが、渡りの時期には都市公園などにも姿を現す。樹上の昆虫類を捕食し、特にケムシを好む。地鳴きやメスの鳴き声は「ピピピ…」と聞こえるが、繁殖期のオスは「ポポ、ポポ」と繰り返し鳴く。

他のカッコウ科の鳥類と同様に自分で卵や雛の世話をせず、森林内で繁殖するウグイス科の鳥類に托卵する。日本では特にセンダイムシクイ Phylloscopus coronatus への托卵が多い。