てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

2018 奄美探訪記 オオバノカンアオイ

2018年03月30日 22時17分47秒 | 日記

 

 

丁度、ツワブキぐらいの大きな葉。

ネームプレートがなければ、気が付かなかっただろう。

オオバノカンアオイは鹿児島県(奄美大島、徳之島)に生息する日本固有種だという。

気にしていなかったが、根元に花もちゃんと写っていた。

 

葉は広卵形~卵形、長さ10~20cm、幅6~15cmの多年草。
先は尖り、基部は心形。質は厚く、表面は光沢のある暗緑色で、雲紋はなく、無毛。
花は緑紫色~暗紫褐色、萼筒は筒形で長さ、径とも1.2~1.5cm、上部はやや括れる。萼裂片は平開し長さ1.2~1.8cm、縁が外に反り返りうねりが著しい。

萼筒外面や萼裂片の上部には短毛を密生する。雄しべは12個、花柱は6個。

などとある。




クサノオウ

2018年03月30日 19時30分46秒 | 日記

 

もうクサノオウの花が咲いている。

 

全草に約21種のアルカロイド成分を含み、その多くが人間にとって有毒である。

本種を特徴づける黄色い乳液などはその最たるものであるが、古くから薬用に供されており毒性が知れわたっていたからか、誤食による中毒事故は少ない。

なお、誤食すると皮膚同様に消化器内の粘膜がただれ、時には死に至ることとなる。

 

本種の和名クサノオウについては以下の3つの命名由来説がある[6]

  1. 植物体を傷つけると黄色の乳液を流すので草の黄
  2. 皮膚疾患に有効な薬草という意味で瘡(くさ)の王
  3. 皮膚疾患以外にも鎮痛剤として内臓病に用いられたことから、薬草の王様という意味で草の王

 等とある。