てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

ヨシブエナガキクイムシ ♂

2020年03月11日 18時28分50秒 | 日記

 

 

 

 

 

樹液が染み出ているコナラだろうかの大木の幹で見つけた小さな虫。初めて見る虫。

細長くて3.5mm位。

調べてみるとヨシブエナガキクイムシの♂だという。

 

最新情報 農業害虫様には

日本全土に分布し,各種の広葉樹に穿孔するほか,針葉樹のモミからの発生も記録されている.年1世代で成虫は6~9月に出現し,卵,幼虫,成虫の各態で越冬する.成虫は樹皮を通り,樹の中心に向かって細かい木屑を出しながら穿孔し,産卵する.本種は養菌性キクイムシ類(アンブロシアキクイムシ類)の1種であり,幼虫は母孔から短い孔を縦横に掘り,この中で菌を培養,摂食し発育する.老熟するとその先端で蛹化する.

等とある。

よく、樹の根付近が白い粉でおおわれていることがあるが、この虫の仕業かもしれない。