てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

ケンポナシの実

2024年08月27日 13時56分40秒 | 日記

 

 

薬用植物園で撮ったケンポナシの実。これには子供の頃の記憶がある。

晩秋になると、この実ではなくて奇妙な形の可食果柄とよばれるところが肥大して、甘くのような味がするのだった。

甘味に飢えていた子供たちは、この木に登って心行くまで齧ったのであった。

 

果実は核果、無毛で紫黒色に熟す。秋に果実の柄が肥大し、甘く食用となる。肥大した果柄が人の手のようで味が梨(なし)に似るところから、手棒(てんぼう)梨が訛(なま)ってこの名になったらしい。

等とある。

         2021年10月31日 に撮った、可食果柄。このころは未だ渋い。

         

 

実は、このケンポナシにはオオツノカメムシというカメムシが付く。

        2010年に出会ったオオツノカメムシ。https://hushigimituketa.blogspot.com/2010/07/blog-post_22.html

        


アカボシゴマダラ幼虫

2024年08月27日 13時29分33秒 | 日記

 

 

 

 

エノキの若い木にいた、アカボシゴマダラ幼虫。

 

少なくとも年3回発生する.白化した春型および赤紋の出る夏型がある.産仔数は約200卵。

本亜種と在来種ゴマダラチョウの雑種は,実験下で成虫まで羽化した記録があるが,羽化率は低く,野外での浸透性交雑の可能性は低いと考えられている.

等とある。

https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/60400.html

 


ミカドトックリバチ ♂

2024年08月27日 12時29分09秒 | 日記

 

 

 

 

 

 

花に来ていたミカドトックリバチの♂。

オスにはオスには、顔に例えるとタレ目のような黄色模様がない。

 

徳利(とっくり)のような巣を造るハチ。
黒い体色に黄色い紋がある。普通にトックリバチというと本種を差す。
スズバチOreumenes decoratus)に似ているが、本種は小さく、紋の色も黄色である。

等とある。

https://mushinavi.com/navi-insect/data-hati_tokkuri.htm

 

         2019年08月27日 に撮った、ミカドトックリバチのカップル。

         

 

         2021年10月25日 に撮った、蛾の幼虫を巣に運ぶミカドトックリバチ♂。

         


ジョロウグモの交接

2024年08月27日 12時05分34秒 | 日記

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョロウグモが成熟してきている。

どこの巣網でも、♂が交接のチャンスを待っていて、メスの近くに待機している頃になった。

迂闊に手を出すと、♀に食べられてしまうというから物騒だ。

 

♀が成熟していて、脱皮直後か食事中かがオスにとって交接のチャンスだという。

オスは触肢の先端に配偶子を溜め込んでいて、
それをメスの腹面にある器官(外雌器)に受け渡します。

等とある。

たまたま、交接しているシーンに出会った。

♂は、終わると急いで♀から立ち去った。

 

       2018年09月09日 に撮った、ジョロウグモの交接。この時は食事中だった。