前回は♂だったが、今日は♀も。
ハンノキの実を食べるベニヒワ。
ベニヒワは7年ぶりの撮影で気合を入れて撮ったが、空抜けでは難しい。
ハンノキの球果には、まだ種が残っていてそれをほじくって食べている模様。
暗褐色の房状の物は雄花で、その上部の小さく赤いのは雌花だ。
20m以上はあったと思う。保険で撮りあえず撮影。
2,3歩近付いたら飛んだ。よく、これまで撮れたかと自分で感心。
E-M1Ⅲは12日に発表されるという。もうあと3歩の進化を期待したい。
もう産卵したのだろう、お腹がぺしゃんこ。
翅がほとんど退化している。口もないという。只々、卵を産むために成虫になったのか。
この虫のいない時期に、ケヤキの樹皮の下で初めての虫に出会った。
前にも撮ったことのあるヤドリノミゾウムシだと思ったが確認してみると、これはアカアシノミゾウムシだという。
2017年12月16日に撮った、ヤドリノミゾウムシ。
初夏、ケヤキの葉にこぶ状の虫えいができるが、これはケヤキヒトスジワタムシ (アブラムシの仲間) が作ったもので、
ヤドリノミゾウムシはこの中に産卵するというのである。
その幼虫は虫えいの内壁を食べ、アブラムシは死んでしまうようだ。つまり虫えいを乗っ取りその中でぬくぬくと育つ寄生者である。
なるほどヤドリノミゾウムシだ。
虫えいの中は安全で餌もある。自分で作れなければ、人の虫えいを奪うというわけか?
他にも、虫えいに寄生するゾウムシがいるという。
ケヤキの樹皮の下で仲良く越冬中のヨツボシテントウ♀とムツキボシテントウ。
参照: https://mushinavi.com/navi-insect/data-tento_yotubosi.htm
2012年07月27日に撮った、ヨツボシテントウのカップル。♂と♀では顔の色が違う。
今朝は気温が-3度になるというので、シモバシラ(シソ科の多年草であり、枯れた茎に霜柱(霜華)が出来ることで知られる)の根に付く霜柱を撮ることにした。
気合を入れて出かけたのだが・・・結果は写真のような貧弱な霜柱しか撮れなかった。がっかり。
植物園の方に訊くと、シモバシラは2月になると水分を吸い上げる力がなくなるのだという。
傍にセツブンソウが咲いていた。
2017年12月19日の朝に に同所で撮った、シモバシラに付いた霜柱。