初めて見るカスミカメに出合った。体長およそ6.5~8mm。
幼虫はオオワラジカイガラムシを捕食するとという。
未だ10mmぐらいの小さいクワコの幼虫が二匹が、じっとして動かなかった。
面白いことが書かれていた。
養蚕業の隆盛時には、桑の葉に紛れて蚕室に侵入したクワコが家蚕であるカイコと交配し交雑種が現れていたようですよ。
でもそれは蚕室だけのカイコとクワコの秘め事で、自然環境下では先ず起こり得ないロマンスなのです。家蚕は人の家屋でしか生きられない虫。自生する桑の葉を自身の腹脚で押えつかまったり移動する能力がないのです。
コブシの葉に食痕を見つけたので、注意してみると・・・。
とんでもなく離れていたが、オオアヤシャクの幼虫を発見した。
手を合わせて、その中に顔を隠すようにしている。そして新芽に見えるように擬態しているのだ。
2017年08月27日 に撮ったオオアヤシャク成虫。開帳 ♂45-55 ♀65mmと大きい。
今年もイボタガの幼虫を見ることが出来た。居たのは、一齢と2齢の2頭。
昨年は2020年05月22日 だったが、今年は少し遅れて今日Tさんとイボタガの幼虫を見に行ってきた。
今回ももTさんが既に見つけていて、場所が分かっているので直ぐに見ることが出来た。
Tさん、有難うございました。
2014年04月07日に、自宅の近くのコンビニの植え込みで撮ったイボタガの成虫。
ウスバシロチョウがタンポポで熱心に吸蜜をしていた。
見ると交尾付属物が付いていた。
翅をつまんで写真を撮り、元に戻すと何事もなかったように、吸蜜を続けたのには驚いた。
雄が分泌物を出して交尾後に雌の腹部に袋状の交尾付属物をつけることです。
このことにより雌は他の雄と交尾できなくなり、交尾した雄の遺伝子が確実に伝えられていくことになります。
等とある。
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交尾付属物のことを交尾のうと書くのは間違いかも知れない。
交尾のうのことがコトバンクには次のように書かれている。
〘名〙 昆虫類の雌にみられる特殊な生殖器。腟(ちつ)と輸卵管とが直接つながっていない場合に、交尾のあと精子を一時的に受けいれる袋状物で、精子はのちに後方の受精嚢に移動する。
イタドリの葉先に止まっていたムナキルリハムシ。
食草はカンバ・ヤナギなどだという。
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ムネアカオオトビハムシに訂正 240911