アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

「こどもの情景」から

2007年08月17日 | ピアノ全般
シューマン作曲「こどもの情景」。
13曲からなる小品集。
タイトルは、シューマン自身がつけました。

それぞれの小品には、
ひとつずつタイトルがついています。
やはり、シューマン自身がつけたものです。

ただ、楽譜によりけりで、
日本語訳には違いもあるようです。

あの有名な「トロイメライ」が、
この曲集7番目の曲です。

「演奏技巧上から見ると、決して高度なものではない」
と、よく言われています。

ある程度ピアノの勉強をなさった方から見ると、
「決して高度なものではない」のかもしれませんが、
一筋縄では弾けない知恵の輪のような印象が、
私にはあります。

この曲集1番目の曲。
私の持っている楽譜では「異国から」というタイトル。

やさしい雰囲気で、テンポも速くなく、私好み。
で、実際に弾いてみようとすると、
見かけ以上に、私にとっては大変です。

ブラームスのピアノ作品が、演奏の難易度の割に、
演奏効果が上がらないことでは、
天下一品かと思っていました。

ところが、シューマンは、ブラームス以上かもしれません。
(専門家のご意見は、異なるかもしれませんが。。笑)

「おそるべしシューマン!」です。

「こどもの情景」は、クララへのプレゼントでしたから、
それなりの作品である必要はあったかもしれませんが、
なんだか素直じゃない。。。なんて思ったりもして。(笑)

プリムローズイエロー

2007年08月17日 | 誕生色
ふっと・・・ブラームスとホームズがダブリました。

ヨハネス・ブラームス。
実在の人物で、大作曲家。

シャーロック・ホームズ。
架空の人物で、名探偵。
アーサー・コナン・ドイルが書いた推理小説の主人公。

コナン・ドイルの大学時代の恩師をモデルにして
書いた探偵小説に登場したのが、
シャーロック・ホームズとワトスン博士。

時代は、ブラームスの方が先ですね。

では、どうしてブラームスとホームズがダブったのか?
それはね、パイプなんです。

パイプをくわえてピアノを弾くブラームスと、
パイプをくわえて難事件解決の糸口をたぐるべく
推理力を働かせるホームズ。

全く異なる状況で、全く異なる空気の中で、
ただひとつだけの共通点が、パイプ。

あまりにも暑いと、ぼ~~っとして、
こんなことまで思い浮かべてしまうみたい。。。


■8月17日の誕生色 

   プリムローズイエロー (primrose yellow)
     愛と友情、好奇心、探求心、無垢

 好奇心と探求心がとても旺盛なのでしょうね。
 そして、人間関係をとても大切にしているようです。
 信じるべき人を信じて、好奇心で新たなことを発見し、
 ピュアな探求心で知識を深めていくのかもしれません。

 プリムローズイエロー。
 プリムローズは、プリムラの中では大きめの花をつけます。
 そのプリムラの、やさしい黄色の花色でしょうか。

 花そのものは、とても豪華です。
 そして、このやさしい花色のプリムローズイエローは、
 周囲との兼ね合いで、際立つこともありますし、
 他を引き立てる役割をも果たします。

 プリムラは、寒い冬のやや殺風景な風景を、
 その大輪の花で、華やかにしてくれると同時に、
 とても和ませてくれています。
 
 とても存在感があるのに、何気ない…。
 自然体で、すんなりと周囲にとけ込んでいるのですね。

■8月17日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ユリノキ 見事な美しさ
クローバー(白) 私を思って
シロツメクサ 約束
バラ(白) 私はあなたにふさわしい
フウセンカズラ あなたとともに
リアトリス 燃える想い
ゲッカビジン 一度だけでも会いたい
ネムノキ 胸のときめき
コマツナギ 希望をかなえる
ノコギリソウ 戦い
ベルガモット 感受性豊か
ダリア 移り気