アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

葡萄鼠

2008年01月06日 | 誕生色
きょう1月6日は、<盛りだくさんの日> です!(冗談)

私にとって興味深い記念日が、
いくつか重なっている日ということで。


<その1>

まず、二十四節気のひとつ、小寒(しょうかん)です。
寒さが最も厳しくなる前の時期、とされています。
いわゆる「寒の入り」ですね。

この日から 節分 (立春の前日)までを
寒中 (寒の内)と言います。

小寒(寒の入り)の今日から
「寒中見舞い」を出すことができます。

喪中で、お正月のご挨拶ができなかった方へ。
お年賀状代わりに、寒中お見舞いのハガキを、
出してみませんか?


<その2>

また、1月6日は、色の日 です。
「い(1)」「ろ(6)」の語呂合せから。

色に関係する職業の人の記念日とされています。

色に関する職業の人というと・・・
いろいろな分野のお仕事が、当てはまりそうですね。


<その3>

それから、1月6日は、ケーキの日 でもあります。

上野の 風月堂 が、1879(明治12)年に、
日本で初めてケーキの宣伝をしたことから。


そして、きょう1月6日の誕生色は・・・


■1月6日の誕生色 

   葡萄鼠 (ぶどうねず)
     倫理観、スピード感、冒険心、新境地

 崇高な倫理観の持ち主なのでしょうね。
 強い冒険心で、新たな境地を開拓しそうです。
 スピード感があるので、きびきびとした身のこなしで、
 新しいことも、次々と開拓できそうですね。

 葡萄鼠。
 灰色みの青紫色。

 葡萄色がかった鼠色?
 それとも、鼠色がかった葡萄色?

 江戸時代の2大流行色が、茶色と鼠色で、
 四十八茶百鼠 と言われておりました。

 ただ、 という名前がついていたとしても、
 必ずしもグレイの濃淡とは限らなかったのです。

 いろいろな色みのある、くすんだ色の多くが、
 皆、「鼠」を名乗っていたわけですから。

 色そのものもですが、色の名前をも、
 人々は楽しんでいたように、私には思えます。

 葡萄鼠。
 どのような場面で、このような名前がつけられ、
 また、定着したのでしょうか?

 紫という色は、昔から、高貴な色とされてきました。
 そのため、一般庶民には使うことが許されなかったことも。

 一般には許されない高貴な色は、憧れの色になり得ます。
 紫色は許されないけれど、鼠色に含ませた紫系の色なら・・・。

 現代ならば、憧れのブランドを身につけるような気持ち?
 もしかしたら、そのような感覚が、あったのかもしれませんね。

■1月6日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ゲンジスミレ (白) 無邪気な愛
スミレ (白) 謙遜
スミレ (ピンク) 希望
ツゲ 堅忍
ユズリハ 若返り
ビオラ 私のことを思ってください
カンガルーボー 不思議
カンアオイ 秘められた恋
ウメ (白) 気品
デンドロビウム 真心