アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

シグナルレッド

2008年03月10日 | 誕生色
 
雨振る月曜日の朝は、とっても久しぶり。
雨音が、心地よかった。

思ったよりも早く、雨は上がり……。

雲間から射す太陽光が、徐々に広がっていく。
キラキラ輝いていた水滴が、すうっと消えていく。

洗い流された空気の中。
建物も、遠くの景色も、くっきりと見える。

信号機の赤や青の光も、とってもクリアに。


■3月10日の誕生色 

   シグナルレッド (signal red)
     ロマンテイスト、持久力、指導者、元気者

 ロマンティストなのでしょうね。
 かといって、ずっと夢見心地なわけではなく、
 ひとつのことに、じっくり取り組み、その道を極めそうです。
 その結果、指導者的立場になることも多いのかもしれません。
 バイタリティがあるので、かなり頑張ることができそうです。

 シグナルレッド。
 信号機の赤のような鮮やかな色。

 信号機自体、かなり新しい物ですね。
 この色名が使われるようになったのは、
 20世紀に入ってからのことです。

 視覚は、極端な話、人ひとりひとり異なると思います。
 そのような中でも、遠くからでも、多くの人が認識できる色。
 それが、赤、なのですね。

 注意を促さなければならないような場合には、
 世界的に、赤い色が使われていると思います。

 現代人ならば、赤い色を見るだけで、
 「危険」や「注意」を、条件反射的に感じるかも。

 シグナルレッド。
 すべての人がハッとさせられて、
 無条件に一目置きたくなる色なのかもしれませんね。

■3月10日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ルピナス あなたは私の安らぎ
イラクサ 和合
スプレーカーネーション 集団美
ニレ 高貴
クリンソウ 物覚えのよさ
シュンラン 素直な心
ナノハナ 青春の喜び
ブルーレースフラワー 優雅なふるまい

難しい音楽用語 (10)

2008年03月10日 | 音楽用語
専門用語は難しい。。
音楽用語についても、同じことが言えると思います。

私が今よりも音楽用語を知らなかった頃は、
本当に勘違いだらけでした。。σ(^◇^;;


たとえば、プレリュード (前奏曲)

プレリュードって、クレームブリュレに似ている???。。σ(^◇^;;

プレリュード (prelude) は、英語です。

言葉の意味は・・・
前置き、前兆、(詩などの)導入部、前奏曲
・・・です。

  pre は、…以前の、あらかじめ、…の前部にある
  lude は、動く、遊び、踊る、試合

語源は、ラテン語の praeludium

もともとは、オルガン奏者が、演奏前に、
指慣らしで弾いたり、楽器の状態を確かめたり、
歌い手の音取りの助けをしたり・・・していました。

このように、準備の目的で、
即興的にオルガンを鳴らしたことが、はじまりらしい。

その後、教会の儀式が始まる前に演奏する曲となりました。
それから、舞曲、組曲、フーガなどと組み合わせて、
楽曲の前に演奏する曲のことを、
前奏曲と呼ぶようになったのだとか。

17世紀には・・・
組曲において、導入的性格の楽曲としたり、
フーガと組み合わせるようになったのだとか。
 → J.S.バッハ 「平均律クラヴィーア曲集」

19世紀には・・・
独立した楽曲として作られるようになりました。
 → ショパン 「24 の前奏曲」
   ドビュッシー 「前奏曲集第1,2巻」

似たような位置づけの楽曲に、序曲 があります。
しかし、前奏曲と序曲とには、決定的な違いがあるのです。

序曲については、また別記事にて。