アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

古代紫

2008年03月20日 | 誕生色
きょうの東京地方は、冷たい雨が降り続き、
寒い 春分の日 となっています。

春分は、二十四節気のひとつ。
太陽が真東から昇り、真西に沈みます。
また、昼と夜の長さがほぼ同じになる日でもありますね。

冬至の頃に比べると、随分と日が長くなりました。
これから夏至までは、さらに日が長くなっていきます。

寒さが和らいでくることよりも、
日が長くなり、明るい時間が長くなることに、
私は嬉しさを感じます。

お彼岸の中日でもある、春分の日。
実は・・・
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」国民の祝日
と、きちんと定義されているのです。

これは、1948(昭和23)年7月に公布・施行された
祝日法によって制定されたのだとか。

春分の日秋分の日 の日付は、
その前年に国立天文台が発表する
『暦象年表』という小冊子に基づいて閣議で決定され、
前年2月1日の官報で発表されるそうです。

国立天文台天文情報センター暦計算室へは、
コチラ からどうぞ。

日本で春分の日を迎えるころ、
海外のキリスト教圏では、復活祭の時期ですね。


■3月20日の誕生色 

   古代紫 (こだいむらさき)
     落ち着き、品位、宗教的な高貴さ、判断力

 とても品位ある落ち着いた人のようですね。
 精神的に安定しているので、冷静な判断ができそうです。
 宗教的なものに興味があるのかもしれません。

 古代紫。
 古い時代を思わせる、にぶい紫色。

 古くから、紫という色はありました。
 しかし、この古代紫という色名は、比較的新しいようです。

 江戸時代後期。当時の「今風」の派手な色調の紫を
 「今紫(いまむらさき)」と呼ぶようになってから、
 それに対照させた呼び名として、古代紫ができたようです。

 古代紫という色は、現代でも、和装によく使われる色だとか。
 普段和服をよくお召しになる方には、
 馴染みのある色なのでしょうね。

 古い時代から現代まで、ずっと同じトーンで存在する色。
 そして、新しい色の登場により、古代紫と命名された色。

 古代紫という名前をつけられたことにより、
 より一層、古くからある色という印象が増したように思います。

 古代紫は、どう呼ばれるかではなく、実質的な色そのものを、
 ずっと守り伝えてきた、不言実行の色なのでしょうね。

■3月20日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
チューリップ (紫) 永遠の愛情
チューリップ (黄) 愛の表示
スイートピー (ピンク) 恋の愉しみ
ゼニアオイ 母の愛
ミツマタ 壮健
コデマリ 伸びゆく姿
スミレ 真実の愛
ラナンキュラス 光輝を放つ
ミニバラ 特別の功績