アンダンテ ~私の歩幅で~

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クリソコーラ

2009年04月04日 | 誕生石
きょう4月4日は ピアノ調律の日 です。

1993年(平成5年)。
国際ピアノ調律製造技師協会が制定しました。

日本では、1994年(平成6年)から
日本ピアノ調律師協会(ニッピ) が実施しています。

英語で4月を意味する April の頭文字が、
調律基準音の "A" と同じことと、
周波数440Hzが4月4日の語呂合わせになることから。

自分でピアノのチューニング(?)ができたなら、
どんなにいいだろうと、いつも思います。

でもそれは、ここ数年のこと。

私自身がピアノを弾くようになるとは思わなかったので、
以前は、調律師さんも別世界の人でした。

女性も多い調律師というお仕事。
ピアノの状態にもよりますが、かなりメカニックな作業もあるので、
思っている以上に“センス”と“力”が必要な職業です。

調律師としての技術だけ身につけて、職業にはしない・・
というのも考えてみましたが。

でも、調律ができるようになったなら、
いろいろなピアノに触りたくなるのは目に見えています。

ピアノは、私の場合、
弾くのと聴くだけに、留めておくのがよろしいようで。


■4月4日の誕生石

   クリソコーラ (Chrysocolla)
     リラクゼーション

 ・英 名Chrysocolla
 ・和 名珪孔雀石
 ・モース硬度2 - 4
 ・産 地メキシコ、ペルー、アメリカ、ザイール

クリソコーラ。
純粋で透明感のあるものは、まるで深い海の色。

特に、銅鉱床のある地域から多く産出されます。

クリソコーラという名前は、ギリシャ語で、
金(クリソ chryso) と 膠(にかわ)(コーラ kolla
という意味。

この鉱石の名前からも、うかがえるのは、
古代の宝飾師が、
クリソコーラを使って金をつないでいたらしいこと。

純粋なクリソコーラは、青色。
他の成分を含んで、褐色や黒色になるものもあります。

また、透明なガラス光沢から、不透明に近い土状光沢まで、
幅が広いのですね。

研磨すると、大理石のような模様が浮き上がってきたり。

たいていの鉱物と混ざり合い、
独特の色と質感を醸し出すクリソコーラは、
まるで無限の変奏曲のような鉱物ですね。


★パワーストーン効果★
人にも物にも、深い愛情をもって接することができます。
家族と仕事に恵まれた安定した家庭の象徴。
また、芸術性のある美的感覚を引き出す力もあります。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■4月4日の誕生花 : カスミソウ、他
■4月4日の誕生色 : ディープオーキッドピンク
■4月4日の誕生果 : グルグル