アンダンテ ~私の歩幅で~

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ピンク・フローライト

2009年04月12日 | 誕生石
風が、ふわっと通りすぎていくと、
ふいに、何かを思い出すことなど、ありませんか?

シンプルに、吹き抜けていった風だったり。
人が通り過ぎる際の、空気の動きだったり。
車や電車による、大きな空気の動きだったり。

風のスピード、風の感触、におい、そして・・。

記憶って不思議だと思う。

ほんの一瞬、空気が動いただけで、
すっかり忘れていたものが、鮮明に思い出されるなんて。

あの時の・・・・・・。


■4月12日の誕生石

   ピンク・フローライト (pink fluorite)
     気品、幻想的

 ・英 名pink fluorite
 ・和 名蛍石(ほたるいし)
 ・モース硬度
 ・産 地スイスなど

ピンク・フローライト。
ピンク色の蛍光を放つ、ハロゲン化鉱物の一つ。

  ※ハロゲン化鉱物
    金属元素とハロゲン元素(第17族元素)とが
    結合している鉱物。。。┐(^-^;)┌

フローライトの中で、ピンク色は希少価値があります。
透明から半透明で、ガラス光沢があります。

硬度が低いので、加工しにくい鉱物です。

紫外線が当たって蛍光を放つ様子が、
まるで蛍のようであることから、和名を「蛍石」といいます。

フローライトは、沸点が低くて溶けやすいことから、
溶鉱炉の融材に多く利用されます。

そのことから、ラテン語で「流れる」という意味の fluere に由来して、
英語でも「フローライト (fluorite)」と呼ばれるようになりました。

そのほか、fluorine には、「フッ素」の意味もあります。


ほわっとピンク色の光を放つフローライト。

蛍よりも、桜の花びらが、一瞬舞い込んだような、
そんな錯覚に陥りそうな……。


★パワーストーン効果★
肩の力が抜けてリラックスでき、ストレス解消や不眠に
効果があります。また、女性らしい素直さや可憐な魅力を
引き出してくれます。内面を磨きたいとき、心強い石。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■4月12日の誕生花 : モモ、他
■4月12日の誕生色 : 利休白茶
■4月12日の誕生果 : アムスメロン