アンダンテ ~私の歩幅で~

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ジェダイト

2009年04月20日 | 誕生石
スーザン・ボイルさんを、ご存じですか?

そう、イギリスの田舎町に住む、普通のおばさん・・・だった、
スーザン・ボイルさんです。

「プロの歌手になりたい」という想いから、
イギリスの素人オーディション番組に出演。

スーザン・ボイルさんが舞台に登場したとき。

3名の審査員も、会場を埋め尽くしていた観客も、
「場違いなおばさん」が出てきたくらいに思ったのでしょう。

ところがっ!

スーザン・ボイルさんが歌い始めた途端。
その歌声に、会場全体がどよめきました。
そして、会場全体がスタンディングオベーション!

一躍、時の人となりました。


その番組の様子が映し出された映像。
YouTube には、いくつもあります。

日本語の字幕がついていて、私が気に入っているのは・・・

  歌は心【完全版】/スーザン・ボイル (日本語字幕つき)

です。

ぜひ、見て、聴いてみてくださいね♪


私は、スーザン・ボイルさんから、
たくさんの元気と勇気を、もらいました。


■4月20日の誕生石

   ジェダイト (Jadeite)
     良い知らせ

 ・英 名Jadeide
 ・和 名ヒスイ輝石(きせき)、硬玉(こうぎょく)
 ・モース硬度6 - 7
 ・産 地ミャンマー

ジェダイト。
古今東西、「魔法の石」として崇められてきた鉱物。

スペイン人が中央アメリカを侵略した頃。
このジェダイトが発見されました。

スペイン人は、腰の治療や腎臓病に効くと信じ、スペイン語で
piedra de hijada (腰を治すおまじないの石)」とか「腎臓石」
と呼んでいました。

以来、この鉱物は、
「Jadeite (ジェダイト)」と呼ばれるようになったのですね。


宝石としてのヒスイは緑色ですが、色の幅はとても広く、
白から黒まで、そして虹の各々の色まで、あります。

クロム分の含有により、緑色になったり、
チタンの混入により、青紫色になったり。
産出する数としては、白が一番多いとか!?

半透明で、ガラスのようにつやつやとした光沢があります。


ジェダイトは、結晶体として産出されることは稀で、
たいていは、細かい結晶が繊維のように織り成された形です。

この構造は、とっても強靱なため、
ジェダイト自体は砕けにくいです。

ただ、モース硬度はそこそこなので、
取り扱い方ひとつで、表面にキズがつくことはあります。


日本では、縄文時代から、
アクセサリーやお守りとして、使われてきました。

日本各地で出土するジェダイト(ヒスイ)は、すべて、
新潟県の糸魚川市(いといがわし)付近から
産出されたものであることがわかっています。

新潟県あたりが「越の国」と呼ばれていた頃、
ジェダイト(ヒスイ)は、重要な資源だったそうです。

現在、産地は天然記念物に指定されているため、
採掘することはできません。(残念!)


ヒスイは、とっても身近にありながら、
なかなか手に届かない宝石なのかもしれません。


★パワーストーン効果★
沈着さと忍耐力を養う助けとなると共に、
災難から、身を守ってくれる力があります。
また、体内の毒素を排除するのにも効果的とか。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■4月20日の誕生花 : ナシ、他
■4月20日の誕生色 : 若苗色
■4月20日の誕生果 : アボカドカクテル