光があるところだけに存在する、色。
色は、一般に、
・色相: 単色光の波長に相当するもの
・彩度: 鮮やかさ (白みを帯びていない度合)
・明度: 明るさ (光の強弱)
の3要素によって、規定されます。
そして、私たちが認識する多くの色には、
それぞれ素敵な名前(固有色名)がつけられています。
固有色名を持つ、たくさんの色。
その中から、誕生色以外の色についても、
いくつか取り上げています。
きょうは、この色・・・ ●
紅樺色 (べにかばいろ) です。
樺桜の樹皮の色に、紅という修飾語をつけた、
染色の色名。
江戸時代後期に生まれた流行色。
同じ色を指して、古くからは、
紅柑子 とか 紅鬱金 と呼ばれていたようです。
もともとあった色に対して、新しい名前をつけて、
注目されるようにしたのかもしれません。
「今流行(はやり)の色」と言われるだけで、
とってもモダンで、まるで流行の最先端のよう!?
樺桜の樹皮は、曲げ物や弓の巻などに用いられており、
馴染みのある色だったとは思います。
そこに紅が加わり、「紅」という言葉がついただけで、
チョットお洒落な気分かも……。
ちなみに、樺色 は、11月9日の誕生色。
その樺色の、赤みが強い色が、紅樺色。
色カテゴリーとしては、紅樺色は赤系で、
樺色はオレンジ系と、所属は異なるのですね。
古くからあった色も、表現ひとつで、
新たな流行色になった紅樺色。
実際は同じなのに、ネーミングひとつで、
注目度がグンとアップ。
同じような現象は、いつの時代も、どこにでも、
常にありそうですネ。
色は、一般に、
・色相: 単色光の波長に相当するもの
・彩度: 鮮やかさ (白みを帯びていない度合)
・明度: 明るさ (光の強弱)
の3要素によって、規定されます。
そして、私たちが認識する多くの色には、
それぞれ素敵な名前(固有色名)がつけられています。
固有色名を持つ、たくさんの色。
その中から、誕生色以外の色についても、
いくつか取り上げています。
きょうは、この色・・・ ●
紅樺色 (べにかばいろ) です。
樺桜の樹皮の色に、紅という修飾語をつけた、
染色の色名。
江戸時代後期に生まれた流行色。
同じ色を指して、古くからは、
紅柑子 とか 紅鬱金 と呼ばれていたようです。
もともとあった色に対して、新しい名前をつけて、
注目されるようにしたのかもしれません。
「今流行(はやり)の色」と言われるだけで、
とってもモダンで、まるで流行の最先端のよう!?
樺桜の樹皮は、曲げ物や弓の巻などに用いられており、
馴染みのある色だったとは思います。
そこに紅が加わり、「紅」という言葉がついただけで、
チョットお洒落な気分かも……。
ちなみに、樺色 は、11月9日の誕生色。
その樺色の、赤みが強い色が、紅樺色。
色カテゴリーとしては、紅樺色は赤系で、
樺色はオレンジ系と、所属は異なるのですね。
古くからあった色も、表現ひとつで、
新たな流行色になった紅樺色。
実際は同じなのに、ネーミングひとつで、
注目度がグンとアップ。
同じような現象は、いつの時代も、どこにでも、
常にありそうですネ。
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