現代車においては、見栄えに関係ないところは、特にコスト低減至上とも感じる自動車メーカーが多いことは、なんか哀れな姿だろうと感じる。例えば、意味のない左右2本出し(4本出しもあり)のマフラーエンドに金掛けるなら、もっと別のところにと思う。例えば、運転席座って、イストルメントパネル廻りを触れてみると、プリウス辺りの300万するクルマまでが、ほぼすべての部品がPP樹脂で表成形処理を違えただけで、軽四と . . . 本文を読む
昨今のクルマでは、メーカー指定のエンジンオイルインターバルが非常に伸びている。先日も旧知の「ふそう」ディーラー工場長に、「今のエンジンオイル交換のサイクルは何キロとメーカーは指定している?」と問うと、35千kmだとの答えだ。そこで、再度「ほんとにそんな距離で、50万km以上の乗り続けられるのかい?」と問えば、「路線系なら良いが、短距離小口みたいなお客には勧められない。」との回答だった。
下記 . . . 本文を読む
地球的規模で人の生活に最も重要かつ役立っている金属は何かと云えば、鉄(鋼)であることは間違いないであろう。鉄は、無尽蔵といえる程の埋蔵量を持つし、リサイクル性も優れた金属であって、その成分や熱処理における合金鋼として、様々な用途に比較的低コストで対応できる金属であるからでもあるのだ。
ところで、中国の文明開化(?)政策以来、中国産業は一大発展し(真実のところは疑問な点は数々あれど)、今や世界 . . . 本文を読む
人(当然自己を含め)は、落ち込んだり、嘆いたり、不満をぶつけたりと、気分が低空飛行を続けることが、誰にもままあるのだろう。これは、云ってみれば「生き甲斐」を感じられなくなるという状態だが、かなり以前記した書きを再録してみる。
生き甲斐の意味を考える 2012年3月12日
現代社会では、生き甲斐を感じ生きる者が少ないと云われます。かくいう私も同感を思うのです。そんな中、過日読んだ「生きがいシェ . . . 本文を読む
残念ながら世は正にNet通販の時代になってしまった。その主因がアマゾンの成功にあるのだろうが、これが地方都市の零細商店淘汰の主因になったと結論付けたら早計だろうか。そうは言いながらも、自分自身もアマゾンを、商品豊富で安いし翌日には配達されるというコスパの魅力には勝てずに利用する機会は多いのだが。地方都市の衰退を嘆く者として、なんだかなぁと思わずにはいられないところである。
さて、通販となると . . . 本文を読む
福井県あわら市の国道で総計1千台以上のクルマが立ち往生した件だが、3日ぶりに解消したという。立ち往生中には、食糧や燃料の補給など救助が行われた様だが、巻き込まれた人は、大変な目にあったことだと思う。昔、北海道の知人から、都市間の山岳路をトランスポートする際、何時豪雪で雪に埋まり身動きできなくなることもあり救助されるまで一昼夜以上を過ごす場合もあるから、何時も燃料は満タンにしておくんだと聞いたこと . . . 本文を読む
今や世界市場の1割を軽く超えるシェアを有するのが日本の自動車メーカーだ。その中でもホンダは、シェアを伸ばし続けており、自動車メーカーとしては後発ながら、今や国内ではトヨタ、日産(こんなの今や仏の下請けで日本メと呼べるのか)に続く国内3位のシェアを持つに至っている。
しかし、まったくの私見ながら、魅力に乏しいクルマ作りをしつつ、よくぞこれだけシェアを伸ばしているなとの感を持っている。ところで、 . . . 本文を読む
今やターボエンジンはダウンサイジング(排気量縮小)とのコンビネーションで大流行だが・・・。昔のNA大排気量(といっても3Lクラス)MTの味が忘れられなく、寂しい時代となったものだ。下記リンクは1年ほど前の「ボルトオン・ターボの時代」を再録してみる。
ボルトオン・ターボの時代 . . . 本文を読む
この記事は 2007-10-26 記述の再録として記す。
近年、車両のモデルチェンジの度にボデー剛性の向上がアピールされて来た。曰く曲げ剛性を○○%アップしたや、ねじり剛性を○○%アップした等だ。車体(ボデー)の剛性とは、クルマの走行中のボデーの変形のし難さを表したもといえる。これによりタイヤ及びサスペンションを介しての入力をガッシリと受け止め、タイヤやサスペンションの能力を十分に引き出した . . . 本文を読む
数年前の米国発で勃発したVWディーゼル排ガス検査逃れ問題は、その課徴金は米国だけでおよそ2兆円(EU諸国など全世界で10兆円とも聞く)ともなるらしい。同じく数年前の三菱自動車の燃費パラメータ(走行抵抗値)の虚偽申告は、国土交通省の断罪は「厳重注意」だけだ。このメーカーは10年近く前に大量リコール隠蔽問題が発覚したが、その時の断罪も「厳重注意」で済まされている。同じく数年前から米国発で騒がれ出した . . . 本文を読む
これは昨年、6月10日に東名高速道上り愛知県新城市付近で生じた、対向車線の乗用車が中央分離値を飛び越えて飛翔し、反対車線を走行の大型観光バスの前部ルーフ部付近に衝突した事故のことである。
高速道の中央分離帯を突き破る事故は過去にも生じているが、それらは運動エネルギーの大きい大型トラックの事故が多いのだろう。しかるに、今回の事故は乗用車であるし、バスのドライブレコーダーに記録された飛翔する乗用 . . . 本文を読む
R50 スピーカーコーンエッジの老化
まったく良い(?)作りで、経年したR50のフロントスピーカーの音質低下に接する機会は多い。その事例を紹介したい。
R50スピーカーコーンエッジの老化 再録 . . . 本文を読む
ベンチマークとは、ある基準点を定め、比較検討するために使われる言葉である。クルマの場合であれば、市場評価が高い同等他車や自社の従来車をベンチマークにして、新型車の開発を行うなどよく行われているのだろう。
例えば、VWゴルフ1は、FFジアコーサドライブの完成型として非常に高い諸性能と市場評価を受けた訳だが、世界中の同クラスFF車を作るメーカーに与えたショックは極めて大きなものだったと思える。爾 . . . 本文を読む