1月14日に山王二宮を目指して薬師堂から登りました。

イノシシ像があるはずなんだけど、気が付いたら鉄塔に出てしまいました。

下界の眺めです。

女峰山もよく見えます。

そして、なんと輪王寺が正面に見えます。

逆に、神橋から鉄塔を見上げれば、こんな感じです。

外山から見れば、こっち方面はこのように見えます。

最初のピークに出ました。

ここで尾根が分かれます。
向かって左の尾根には、こっちに行っちゃダメよ丸太が置いてありました。

右の尾根を進みます。

次の指標が見えました。

ここを右に下ると金谷ホテルの上に出そうです。
鳴虫山が見えるようになりました。

合峰も見えるので、自分の位置と高度を確認します。

今回の行程で一番急坂でしたが、ここまでアイゼンを付けないで来たので、ここも勢いで行っちゃいました。

ちょっと怖かったです。
道標がありました。

この時は確認していませんが、多分897P(それまで山王二宮だと思っていたピーク)あたりだと思います。

ここで尾根が分かれていますが、こちらは志度淵川の沢へ下る尾根のようです。

鳴虫山との関係からして、900mレベルには達しているはずです。

ここにクマさんちがあります。

ああ、こういう肉体労働者系のクマさんって、前にもいたよな〜
この時点では、1月4日に撮影したマーキングと同じものだということに気がついていませんでした。

(これは1月4日の画像です)
銭沢不動尊への標識がありました。

この標識も、誰かが位置を直したらしくて、1月4日に見たものとは別のものだと思っていました。

(これは1月4日の画像です)
で、最初の疑問が、この指標です。

なぜ山王二宮の指標がないのだろうか?
きっと、山王二宮の手前で銭沢不動尊に下る道があるのかも?

と思って、二種類持ってきたうちの軽アイゼンを付けて下ります。
で、????

これって?
見覚えあるぞ!!!
1月4日に見てるもん!(これは1月4日の画像です)

なぜ?
初めての道で、見覚えある指標があるん?
え〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!

山王二宮が正面に見える〜〜〜〜〜〜〜〜〜
山王二宮を裏から登るはずだったのに〜〜〜

(これは1月4日の画像です)
前に来た、素麺滝からの尾根じゃん!!!!!

ちゃんと素麺滝への標識あるし・・・
ここって、確かに山王二宮だよね。

って、あたりを調べると、山王二宮を巻く道がありました。

(と思っていたのだけど、実はここが銭沢不動尊に下る道だった)
ただ、ただ頭はパニック状態。
判断基準がなくなってしまい、どう行動したら良いのかが分からなくなっていました。
(深い山だと、こうやって遭難してしまうのですね。そうなんですよ)
まだ、この時点で山王二宮が尾根の途中にあるという認識が誤りであると気がつかなかったので、向かって左側の尾根を下ってみました。

そうしたら、素麺滝の沢に降りてしまいました。
もしかして、
これは地動説を天動説に変えなくては!!!

と思い直して、再び山王二宮まで登りました。
あらためて山王二宮の巻道を見ると、かなりしっかりとして指標が付いているので、これは主要な道であると考えられるようになりました。

よし、どうせ下るのなら安心できるこの道にしよう。

と思って下ってみれば、標識だらけの道です。

そして無事に銭沢不動尊に着きました。

あらためて地図を見ると山王二宮が尾根であったという認識が誤りであったことに気がつきました。

なぜ誤ったのかということも理解できました。

山王二宮の謎が解けました。

以前、神奈川県の大山で実際に遭難者が出たコースを辿る「プチ遭難者体験コース」を組んだことがあります。
尾根を下っても最後は崖になるので、また別の尾根を探して下る行程です。
高度差200mくらいの行程を5,6回も繰り返せば、累積の標高差はすぐに1000mを越えます。
段々と体力を消耗していくにつれて、精神力も弱まります。
そして不安が恐怖へと変わり、精魂尽き果てると、それ以上進めなくなります。
そんな時、もう一人の自分が問いかけてきます。
「おまえ、こんな程度でギブアップかい?」
そして、どうしたら逆境を抜け出せるのかを考えます。
鳴虫山では、そこまでいかないレベルで楽しめます。
山の放浪者の旅はつづく

イノシシ像があるはずなんだけど、気が付いたら鉄塔に出てしまいました。

下界の眺めです。

女峰山もよく見えます。

そして、なんと輪王寺が正面に見えます。

逆に、神橋から鉄塔を見上げれば、こんな感じです。

外山から見れば、こっち方面はこのように見えます。

最初のピークに出ました。

ここで尾根が分かれます。
向かって左の尾根には、こっちに行っちゃダメよ丸太が置いてありました。

右の尾根を進みます。

次の指標が見えました。

ここを右に下ると金谷ホテルの上に出そうです。
鳴虫山が見えるようになりました。

合峰も見えるので、自分の位置と高度を確認します。

今回の行程で一番急坂でしたが、ここまでアイゼンを付けないで来たので、ここも勢いで行っちゃいました。

ちょっと怖かったです。
道標がありました。

この時は確認していませんが、多分897P(それまで山王二宮だと思っていたピーク)あたりだと思います。

ここで尾根が分かれていますが、こちらは志度淵川の沢へ下る尾根のようです。

鳴虫山との関係からして、900mレベルには達しているはずです。

ここにクマさんちがあります。

ああ、こういう肉体労働者系のクマさんって、前にもいたよな〜
この時点では、1月4日に撮影したマーキングと同じものだということに気がついていませんでした。

(これは1月4日の画像です)
銭沢不動尊への標識がありました。

この標識も、誰かが位置を直したらしくて、1月4日に見たものとは別のものだと思っていました。

(これは1月4日の画像です)
で、最初の疑問が、この指標です。

なぜ山王二宮の指標がないのだろうか?
きっと、山王二宮の手前で銭沢不動尊に下る道があるのかも?

と思って、二種類持ってきたうちの軽アイゼンを付けて下ります。
で、????

これって?
見覚えあるぞ!!!
1月4日に見てるもん!(これは1月4日の画像です)

なぜ?
初めての道で、見覚えある指標があるん?
え〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!

山王二宮が正面に見える〜〜〜〜〜〜〜〜〜
山王二宮を裏から登るはずだったのに〜〜〜

(これは1月4日の画像です)
前に来た、素麺滝からの尾根じゃん!!!!!

ちゃんと素麺滝への標識あるし・・・
ここって、確かに山王二宮だよね。

って、あたりを調べると、山王二宮を巻く道がありました。

(と思っていたのだけど、実はここが銭沢不動尊に下る道だった)
ただ、ただ頭はパニック状態。
判断基準がなくなってしまい、どう行動したら良いのかが分からなくなっていました。
(深い山だと、こうやって遭難してしまうのですね。そうなんですよ)
まだ、この時点で山王二宮が尾根の途中にあるという認識が誤りであると気がつかなかったので、向かって左側の尾根を下ってみました。

そうしたら、素麺滝の沢に降りてしまいました。
もしかして、
これは地動説を天動説に変えなくては!!!

と思い直して、再び山王二宮まで登りました。
あらためて山王二宮の巻道を見ると、かなりしっかりとして指標が付いているので、これは主要な道であると考えられるようになりました。

よし、どうせ下るのなら安心できるこの道にしよう。

と思って下ってみれば、標識だらけの道です。

そして無事に銭沢不動尊に着きました。

あらためて地図を見ると山王二宮が尾根であったという認識が誤りであったことに気がつきました。

なぜ誤ったのかということも理解できました。

山王二宮の謎が解けました。

以前、神奈川県の大山で実際に遭難者が出たコースを辿る「プチ遭難者体験コース」を組んだことがあります。
尾根を下っても最後は崖になるので、また別の尾根を探して下る行程です。
高度差200mくらいの行程を5,6回も繰り返せば、累積の標高差はすぐに1000mを越えます。
段々と体力を消耗していくにつれて、精神力も弱まります。
そして不安が恐怖へと変わり、精魂尽き果てると、それ以上進めなくなります。
そんな時、もう一人の自分が問いかけてきます。
「おまえ、こんな程度でギブアップかい?」
そして、どうしたら逆境を抜け出せるのかを考えます。
鳴虫山では、そこまでいかないレベルで楽しめます。
山の放浪者の旅はつづく