村爺のなんでもいいべ

南相馬市の馬事公苑を中心に活動しているディスクゴルフの話題や南相馬の出来事や思いついたことを書いていきます。

青森の旅 Part4

2012年07月25日 20時11分40秒 | 旅行・温泉

みちのくCLASSICSが終わったので、アルコール性健忘症の頭から消えないうちに青森の旅に戻ります。

竜飛崎灯台の下にある「津軽海峡冬景色」の歌碑で大音響の歌を聴きながら下を見ると竜飛崎先端の帯島を眺めることができた。歌のイメージとは全然違う景色がそこにはありましたよ。

そこから今回の旅の目的の一つ「青函トンネル記念館」へ。ここは「道の駅みんまや」と一緒の施設なんですね。道の駅みんまやで昼食を取ろうかと思っていたら青函トンネル記念館についてしまった。ちょっと紛らわしいよな?

青函トンネル記念館には、青函トンネルの構想から完成までの映像やパネル、模型などでわかりやすく説明されていました。そこからは海面下140mの実際に作業抗として使われた一角に作られた体験坑道までケーブルカー降りることができます。ケーブルカーの乗車券は全て時間指定と言うことでまず乗車券を予約してから乗車時間まで館内を見学することにしました。

ケーブルカーの乗車券が1000円で展示ホールの入場料が400円です。それをセットで購入すると1300円でしたのでセットで購入しました。展示ホールは入場券を購入するといつでも入場可能と言うことでした。世界に誇る大事業の青函トンネル工事が完成するまでの様子がビデオでも上映されているのでわかりやすいですね。

時間が来たのでいよいよケーブルカーで海底トンネルへ向かうことに。ケーブルカーの乗車駅は記念館の隣にありました。降りてきたお客さんは20名以上いましたが、俺が乗車した時間はなんと4名のお客しかいませんでした。ラッキーなのかな?

海底トンネルを体験された方には「体験証明書」なるものを頂きました。地底の駅までの距離は778mで約8分間の乗車時間です。俺は一番後ろに乗り後ろつまり上の方を眺めていたが、ケーブルカーを支えているのはワイヤー1本だけですよ。それが切れたらまっさかさまでトンネルの壁を破り津軽海峡のマグロの餌になるかもしれない。みなさん、心配になるから後ろの頼りないワイヤーは見ない方がいいですよ!!

海底のトンネルに到着すると、案内の女性が説明をしてくれます。「私より前には絶対に出ないでください」と強硬に言われました。気かねーねえちゃんだな!!と思いましたが、トンネル内ではぐれてしまうと取り返しのつかないことになるからだそうです。やはりお客の中には無謀な行為をする人がいるんだろうな!! 立ち入り禁止の柵の先約400m?に青函トンネルの海底駅があるそうです。海底駅は通常使われることがなく、事故が発生したときに海底駅からこのトンネルを抜けてケーブルカーで地上に避難するようになっているそうです。

トンネル内の体験坑道にはトンネル工事で実際に使われた機械や器具が展示されていました。わずか4名の客のために熱心に説明してくれた美人のお姉さんに感謝ですね。毎日こんな穴倉の中で仕事するのも大変でしょうね。

帰りのケーブルカーのスピードは速いような気がする。線路も錆びついて荒れているので揺れるよね~!!こんなんで20名以上乗ったらおっかね~よ!!でも予想以上の別世界を初めて体験することができました。今度は青函トンネルを通って函館への旅もいいですね。

腹減ったから地上に出たら遅い昼食を食べることにした。館内に「海峡味処 紫陽花」というレストランがあるのでそこで「うに丼」にありつけるか?メニューを見ると「うに丼」は無く「うに玉丼」だった。うにのシーズンであっちこっちに「うに丼」の旗が立っているのに何でねーんだ!!仕方がなく海鮮丼にうにがのっているので「青函海鮮丼」1575円を注文した。

出来上がってきた「青函海鮮丼」はなんかメニューと違う。そうです。楽しみにしていた「うに」の代わりに「エビ」がのっている。えぇぇぇぇ~!!信じらんね~!!俺はここまで何しに来たんだ!!これだったらカレーの方がよかったべよ!!しかも見た目よりあまりうまくね~!!南相馬の海鮮丼の方がはるかにうめ~よ!! みなさんここでの食事には注意しましょう!!

昼食にがっかりしたけど気を取り直してそこから「竜泊ライン」を通り十三湖方面に行くことにした。「竜泊ライン」は本当にきれいな道路ですね。眺めも最高です。途中に展望台があり今までいた竜飛崎の灯台や風力発電の風車がきれいに眺めることができました。

これから向かう日本海方面の眺めも最高ですね。ここで夕日を見ながらの一杯なんか最高だろうな!!なんて思ったけど時間が早すぎるからダメだな。

今日の最終目的地は「十三湖」の眺めの良いところで夕日を眺めながら「一杯」の予定。十三湖の道の駅は高台にあるのでそこからの眺めは良いはずと思い行ってみると、確かに高台の高原だが湖も日本海も見えないではないか!! ここでの時間はまだ15時。夕日の時間までまだ4時間もある。

今日は野外活動を考えていたのでここでの一夜は断念し、今度は不老不死温泉入浴を目指しとりあえず鰺ヶ沢方面へ向かい、日本海の眺めの良いところを探すことにしたのだが? 行き当たりばっ旅だからその先はどうなるかわからない。

今日はあの海鮮丼を思い出してイラついたからここで断念する。今回で最終回になる予定だったが「Part5」が最終回になるようです。ごめんなさい。青森から帰ってこれるのか不安になってきた。