今日会社で話題になったことがある。
南相馬市萱浜地区では津波の被災で多くの方が命を落としいまだに行方不明の方が多い。震災後からその地区の通称浜街道を深夜に通ると人が飛び出してくることがあると言うんです。
会社の人の友人が、浜街道を深夜通行中に人が突然飛び出してきて跳ね飛ばしてしまったそうです。確かに人を跳ねた感触があったのですぐに外に出て確認したが跳ね飛ばした人は見つからなかったそうです。でも、跳ね飛ばしたのは確実なので警察に通報すると「またですか?」と言われたが、警察は断ることはできないので現場検証に来たそうです。そして、現場を確認すると、今年になってあなたで4人目です。と言われたそうで、4人の方が人を跳ね飛ばしたと言って警察に通報してきたと言っていたそうです。付近を探しても跳ね飛ばした人は見つからず、車にも跳ね飛ばした痕跡はなかったと言うことでした。本人は確かに衝撃があったと言っているのになぜだろう?
もしかするといまだに行方不明になっている方が探してほしくで出てくるんじゃないか。なんて言うことが話題になってました。
今日は月曜日なのに会社で生産が行われず。みんな17時には帰宅してしまった。俺は生産に関係ない仕事をしているので夜の21時過ぎまで仕事を延長してしまった。会社は守衛を残し誰もいない状態で会社の奥の方で仕事をしているので、あたりは保安灯が付いているだけで真っ暗。仕事を終えての帰りは守衛所まで真っ暗な中を300m程度歩かなければならない。シ~ンと静まり返った工場内は波が崖にぶつかる「ドォ~ン」という音だけ。なんか不気味ですね。昼間の話が話題になったせいか、暗闇から誰かが出てくるんじゃないか久し振りにとビビリまくりだった。守衛所が遠いと感じたことは初めてですね。
なんでこの時期になるとそういう話が盛り上がるんだろうね。
夜遅く津波の被災地を通るのはいまだに心細い気持ちになります。
俺も年だからなんか気持ちが弱くなってしまったのかな?
お願いだから俺の前では怪談話はしないでください。
よろしくお願いします。