最近「うつ病」と診断を受けた人が多くなったような気がする。
会社でもうつ病で昨年の暮れに一人依願退職してしまった。震災から3人目の退職者となる。震災以来会社の復旧に当たってきて、正常に生産できるようになったのに生産量は震災前の状態に戻っていない。原発事故により「警戒区域」に設定された影響が大きかったのである。そんな状況からくる従業員へのしわ寄せも大きい。対応できない人がやる気を失いつつあるようです。
「うつ病」をあまり理解していなかったが自分はどうなのだろうか?
最近疲れがひどい。やる気が起きない。あんなに好きだったディスクゴルフをやらないでも大丈夫になった。家にこもることが多くなった。等の症状がある。これまで聞いてきたうつ病の症状には当てはまらないような気がするがネットで調べてみた。
うつ病の症状(唐木心療内科クリニックさんのホームページより)
1.うつ気分
「うつ病」の人は、気持ちが沈み込んで憂うつになっていることがよくあります。
「憂うつだ」「悲しい」「何の希望もない」「落ち込んでいる」と思い悩んでいるのです。人によってはこうした気持ちを表立って口にしないこともありますが、いまにも泣き出しそうな印象や、憔悴しきった雰囲気から気づかれることもあります。
こうした症状は午前中にひどく、午後から夕方にかけて改善してくることがよくあります このように憂うつな気分を感じているときには、身体の痛みや倦怠感などの身体の不調が出てきたり、イライラ感が強くなって怒りっぽくなったりすることがあり、それが性格の問題と間違われてうつ気分が気づかれにくくなることがあるので注意しなくてはなりません。
2.興味や喜びの喪失
これまで楽しんでできていた趣味や活動にあまり興味を感じられなくなった状態です。
何をしてもおもしろくないし、何かをしようという気持ちさえ起きなくなってきます。友達と会って話すのが好きだったのに、会ってもおもしろくないし、かえってうっとうしくなってきます。運動が好きだったのに熱中できませんし、テレビでスポーツ番組やドラマを見てもおもしろくありません。音楽を聴くのが好きだった人が、好きな音楽を聴いてもちっとも感動しません。性的な関心や欲求も著しく低下してきます。
このように何をやってもおもしろくないので、自分の世界に引きこもるようになってきます。その変わりぶりは、まわりの人から見れば、あんなに喜んでやっていたものをなぜやらなくなったんだろうと不思議に思えるほどです。
3.食欲の減退または増加
一般にうつ病では食欲が低下してきます。一方、それとは逆に食欲が亢進することもあり、甘い物など特定の食べ物ばかりほしくなることもあります。
食欲がなくなった人は「何を食べても、砂を噛んでいるようだ」「食べなくてはいけないと思うから、口の中に無理に押し込んでいる」と訴えることがよくあります。あまりに食欲がなくなって、一ヶ月に4キロも5キロも体重が減少してしまうこともあります。
4.不眠または睡眠過多
うつ病では不眠がよく現れます。寝つきが悪くなるだけでなく、夜中に目が覚めて寝つけなくなったり、朝早く目が覚めてしまったりするのです。悪夢にうなされることもよくあります。
とくに朝早く目が覚めるのはうつ病に特徴的で、「午前三時症候群」と呼ぶ人もいます。いつもよりずっと早く目が覚めてしまうのです。しかも、うつ病にかかっている人は、このように早く目が覚めたからといってすぐに起きあがれるわけではなく、布団のなかで悶々と思い悩んでいることがよくあります。逆に、夜の睡眠が極端に長くなったり、日中も寝てばかりいるといった過眠症状が現れることもあります。
5.精神運動の障害(強い焦燥感・運動の抑止)
うつ病になると、ほかの人から見てもすぐにわかるほど身体の動きが遅くなったり、口数が少なくなったり、声が小さくなったりすることがよくあります。このような状態を、専門的には精神運動制止と言います。
また、逆に、じっと座っていられないほど焦燥感が強くなったり、イライラして足踏みをしたり、落ち着きなく身体を動かしたりするようになることもあります。このように焦燥感が強くなっているときにはつらさを何とかしたいと焦って話し続けたりしますので、表面的には元気そうに見えてしまい、うつ病だと気づきにくいので注意しなくてはなりません。
6.疲れやすさ・気力の減退
ほとんど身体を動かしていないのにひどく疲れたり、身体が重く感じられたりすることがあるのもうつ病の症状の一つです。
気力が低下して何をする気もおきなくなりますし、洋服を着るといった日常的なことにさえ時間がかかるようになります。何とかしなくてはならないと気持ちだけは焦るのですが、それをするだけのエネルギーがわいてこないのです。
7.強い罪責感
うつ病になると、ほとんど根拠なく自分を責めたり、過去の些細な出来事を思い出しては悩んだりするようになります。
一つのことをくよくよ考え込んで、何回も何回もほかの人に確認をしたりするようになることもあります。こうした状態が進むと、会社のプロジェクトがうまく進まないことや、不況のために会社の成績が落ちていることまで自分の責任のように思えたり、不況になったことまで自分のせいだと妄想的に思いこむようになったりもします。
8.思考力や集中力の低下
注意が散漫になって、集中力が低下してくることがあります。そのために仕事が以前のように進まなくなったり、学校の成績が落ちたりするようになります。
また、決断力が低下して、大したことでなくてもあれこれ考えて何も決められなくなります。
9.自殺への思い
うつ病になると、気持ちが沈み込んでつらくてたまらないために死んだ方がましだと考えるようになってきます。欧米の研究では、入院が必要なほどのうつ病にかかった人の15パーセントが自殺で命を落としていることがわかっています。
うつ病のときには自分の気持ちを抑える力が弱くなっていますから、普通のときなら考えられないような思い切った行動をすることが多くなるのです。
「うつ病」になりやすいのはこんな人?というのもあった。
うつ病になりやすい性格としては、
- ・仕事熱心
- ・こり性
- ・生真面目
- ・几帳面
- ・正義感・責任感が強い
などの特徴があります。
「No」といえないので何でも引き受けてしまい、無理を重ねた後に仕事がこなせないと「自分の責任だ」と思い込んでうつ状態になってしまうというわけです。“ちゃらんぽらん”だとうつにはなりません。
「うつ病診断チェック」があったのでやってみた。
結果は、
軽度の抑うつ傾向があります。ちょっとお疲れ気味ではないでしょうか。
忙しい毎日を送っていませんか?ご自分の生活を見直してみてくださいね。
だった。
やっぱり無理にでもいいから身体を動かしリフレッシュさせないとだめかもしれない。うつになる前に早期治療が必要ですね。