山形県赤湯温泉でカレーがおいしい店があるというので行ってみました。
「珈琲 田園」さん。創業は昭和25年だそうです。
1950年喫茶商店として開業したようです。当時はコーヒー35円、他に牛乳やパンの販売、アイスキャンディーの製造・販売をしていたそうです。戦後間もない頃に山形県で喫茶店を営むんだからすごいですよね。コーヒーの味はまだ一般的に普及していなかったのでミルクホールのような店だったようです。1960年頃になると名曲喫茶が流行し始め、田園さんもベートーベン交響楽第6番の田園から名前をとり「純喫茶 田園」としたそうです。その後、名曲喫茶からレストランに近い軽食&喫茶のスタイルに変わってきたようです。えくぼ通りの拡張に伴い2010年に店を新装オープンしたそうです。外食産業が普及し始めると多くの喫茶店が店を閉めてしまいましたが、田園さんは今も赤湯温泉街で古き良き時代からの味を守り続けています。
赤湯温泉えくぼ大通り沿いにあるおしゃれな店です。
店に入るとすぐ階段があり、2Fが店舗になっているようです。1Fにも部屋がありますが団体向けかな?
喫茶店に入るのはかなり久し振りになるかな?
明るくて落ち着きが感じられる店っていいですね。
静かにJAZZが流れています。
メニューはカレーとナポリタンをメインとしたものです。
田園さんのカレーは滋味滋養があり身体に優しい元気が出るカレーだそうです。
俺はシンプルなカレーを味わいたいので「田園カレーライス」
妻はちょっと欲張って「ハンバーグカレー」
一口食べて「おいしいけどかれぇ~!!」
あじ音痴の俺でもいろいろなスパイスが入っているのを感じます。
なんとなく病み付きになりそうなおいしいカレーですね。
その秘密は↓
ナポリタンもおいしそうでした。
次はナポリタンにチャレンジしようかな?
ちょっと残念なのは、カレー皿がデザインから表面に凸凹がありさじを使うたびに静かな店内に「ガリガリ」と音が響いてしまいます。
もう少し静かに食べたいですね。
赤湯温泉では人気の店だそうです。
近くに行ったときには「滋味滋養アリ」のおいしいカレーをぜひ試してみてください。