昨日の夕方のテレビで南相馬市の津波被災地に絶滅危惧種の「ミズアオイ」が花を咲かせているという放送をやっていた。
テレビ画面に見たことがあるような光景が映っていたので大体の見当で行ってみるとすぐにわかりました。
道路脇の用水路に群生して咲いてました。
ミズアオイ
ミズアオイ化ミズアオイ属の植物で、ナギ(菜葱)、ミズナギという別名でも呼ばれることがあるそうです。
水田の畦や湖沼などに生息する抽水植物で、かつては水田の雑草としてよく見られていたそうですが、
最近では水路の改修や除草剤の使用で生息環境が悪化し個体数が減少し、環境省が作成したレットデータブックによると、
絶滅危惧二類(Vulnerable, VU) - 絶滅の危険が増大している種
に指定されているようです。
津波被災地で絶滅危惧種の植物が発見されることが多くなってます。
津波被災地はまだまだ荒れ放題になっているので、動植物にとっては絶好の生息地になっているんでしょうね。
ここから500mくらい東に向かうと防波堤が壊れたままの海岸線に出ます。
防波堤の上に立って海を見ると大荒れの海の上に大きな虹がかかってました。