遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

潮路句会定例会

2015-07-14 15:49:06 | 日記
平成27年7月11日(土) 潮路句会定例会

潮路句会定例会
場所 : 大手コミュニテイセンター
開催日時 : 毎月第2土曜日、午後1時 ~
兼代 ; 2句を含む、10句(当日持参の上提出)
     兼代は、毎定例会の終了時に発表
会費 : 500円



7月11日(土)午後12時20分頃から、参加者が随時到着され
会場の設営、各用紙(清記、選句、投句等)を配布、お茶の準備
開始10分前には全て整います。
暑い時期にも関わらず12名の方が参加されました。
時節がら夏祭りも近くなり、隣の部屋からは太鼓の練習の音が、、
指導される親御さん等が「騒がせて済みません、座布団を充て
なるべく静かにやりますから、」と、ご挨拶が有りました。
句会が始まると、仲間は句会に熱中され、太鼓の響きに
浮かれる事なく、専念されて居りました。(凄いデスネ?)

潮路句会、本日の1句
兼代 1)涼し 2)噴水 3)当季雑詠

蹲ひの水のあふるる音涼し      玲子

蹲 : つくばい、茶庭の手洗水鉢
水琴窟奏でる音の涼しかり      志げお

水琴窟 : 蹲等からの流水を地中に埋めた伏瓶で音を聴く
はんなりと中天の月梅雨晴間     かなゑ


漁火のまばたく風の涼しかり     竜山


山門を潜れば涼し古刹かな      魚青

古刹 : こさつ、古い有名な寺
冷酒呑みて昔馴染みの江戸切子    静

江戸切子のグラスはとても高価
足裏に鮮しきかな簟         英子

簟 : たかむしろ、細く切った竹をむしろの様に編んだ夏の敷物
町騒を逃れ青田の風の中       美保子


門前に読経流るる夏座敷       和子


著莪の花大樹の下に楚楚と揺れ    輝子


七夕や願ひ溢れて垂るる笹      政子

白鳥庭園北門の七夕飾り
噴き上る水の織りなすシンフォニー  ヤギ爺


夜、噴水が音に合わせてレビューの如く踊る