遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

蝉の声

2015-07-15 15:25:59 | 日記
日記、蝉の声 平成27年7月15日(水) 晴れ


早朝、ベランダ側のカーテンを引き、窓を開けると
強い陽光と伴に蝉の大合唱が、、、、、、、、。
ジージーと鳴く、油蝉、 シャーシャーと鳴くクマ蝉の声


良く見ると、樹液を吸っている蝉が、、
彼らのお陰か、一気に目が覚めました。
昨日まで、梅雨の愚図ついた天候が続き、鬱陶しくも
それ程に騒がしくはなく、日々平凡に過ごして、、、、。
気象庁はまだ梅雨明け宣言はしていませんが、
毎年この地方(名古屋)では、7月20日の「海の日」
港祭りが開催され、その頃に ドサっと雨が降り、
それを合図の様に梅雨明けとなります。

例年なら、その頃に蝉たちも一斉に大声で目覚めを宣告
して居りました。

7月に入り、各町内では祭りの準備で、盆踊りやお囃子
練習が始まってをり、この町の方々は「祭り命」祭りなくして
何のために生きるのか、と張り切って居ります。

大型台風(11号)の行方は、少々心配ですが、、、
学校も今週末で終業式、、、、 梅雨も開け、、
一気に夏本番
となります、、。

オー,暑い?  考えただけでヘタバリソウです。

本日の1句  「 蝉 」


俳人の名句

閑(しずか)さや岩にしみいる蝉の声   松尾芭蕉

蝉も寝る頃や衣の袖畳          与謝蕪村

蝉鳴くや我が家も石になるやうに     小林一茶

風流は苦しきものぞ蝉の声        正岡子規

朝の蝉富士のくれなゐ褪せゆけり     水原秋櫻子


ベランダに舞い降りた蝉

ヤギ爺の拙句

雨上がり沸騰点の蝉時雨

蝉の声鬱陶しくも哀れなる


ベランダの壁面の蝉