遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

太田川沿いの散策 2

2016-06-18 13:17:18 | 日記
平成28年6月18日(土)

弥勒寺、大宮神社へ


太田川に沿って西へ進むと、東海市役所の向かい側
直ぐ西に、弥勒寺が在ります。
ここは、知多八十八カ所の第83番目の札所である。


待暁山弥勒寺



749年創建とされるが、関ケ原の戦いの折り消失。
その後、尾張藩主 徳川光友の寄進により元禄元年
(1688年)に再興される。

仁王門


金剛力士像
仁王門(平成20年に改修)には新旧2対(4体)の
金剛力士像が在り、とても迫力があります。
本殿、多宝塔等が在り、本堂には弥勒菩薩坐像が祀られ
ていました。

裏手に廻ると、樹木が鬱蒼とする中、ホタルブクロの
花が、径案内の燈明の様に群れておりました。
亦、ドクダミ(十薬)の白い小さな十文字の花が
群生して居りました


ドクダミ(十薬)
蛍袋
山野に自生するキキョウ科の多年草。
6,7月頃に白、淡紫色の花を鈴なりに咲かせる。
別名 : 提灯花、釣鐘草という
     小さな提灯や釣鐘の様に見える事から。

蛍袋の花


弥勒寺を出てさらに西へ進むと、石の鳥居が見えて来ます。
鳥居を潜り進んで行くと、とても大きな樟(くす)が、、



「大田の大樟」(おおくす)
樹齢 
約1000年と言われる楠の巨木で、
東海市の指定文化財(昭和45年に選定される)
幹囲  : ≒10m
枝張り : 東西≒22m、南北≒24m
高さ  : ≒12m 
本幹に大きな空洞があり、その洞窟に祠が在る。

「楠王大龍神」が祀られて居る。(説明書きより)




大宮神社
神社の創建は不詳ですが、ここは名古屋の熱田神宮
の分霊神が祀られている様です。
祭神は、天照皇大神、素戔鳴命、日本武尊、宮賽姫命、
建稲種命、天忍穂耳命と在る。
亦、宮中八神(天皇の身を守る神)の八剣宮も在る


※私自身、余り難しくてよく判りませんが、、、
 由緒の在る神社で在る事に変わりありません、、、。
神社内には他に、下記のような句碑もあり、この地域の
皆さんも盛んに俳句に親しんで居る様でとても親しみ
を感じました



「天狼大田俳句会」の句碑
平成俳壇の第一人者 山口誓子先生の弟子達が、
同人の富田木荘を中心に、正統俳句の勉強を続けて
いる事を記念し、併せて地域の俳句が益々向上発展
する事を大宮神社に祈願して奉納(説明書きより)


今日の1句

十薬の小暗き径の十文字       ヤギ爺

俄雨蛍袋に翅たたむ         ヤギ爺