令和2年2月11日(火)
余 寒 : 残る寒さ
春の衣服に着替えてから、思わぬ寒さが
やって来る事が在る。
春寒より余寒の方が寒さを強く感じられる。
言葉としては「余寒」は土俗の匂いがする。
それは寒さが明けても尚残る寒さという定
義があり、春寒は立春以降の寒さで在ろう。
余寒は、前日との温度差が著しく違い寒さ
に冷えが伴う、今の時季特有の季語。
春は寒暖の差がいかに大きいかを示して
いる。
今年の名古屋の冬は、特に暖冬著しく、
昨日(10日)、今シーズンの初雪が
降った。名古屋市の観測史上最も遅く、
1901年1月21日(明治34年)
以来119年ぶり、亦岐阜市内の降雪
も85年ぶりの遅い記録となった。
「建国記念の日」の今朝、公園で遊ぶ
子供達は鉄棒、滑り台等の遊具は寒く
て続かず、その後、遅れてやって来た
子がボールを蹴り、それに続いて子供
達も仲間に入り、やっと声が上がり出
した、、、、、。
今日の1句
散歩道踵を返す余寒かな ヤギ爺
※ 踵を返す : 後戻り、引き返す
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