遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

終戦から75年、

2020-08-16 15:28:46 | 日記

令和2年8月16日(日)

終戦記念日 

昭和20年(1945年)8月15日、日本がポツダム宣言

を受諾し、終戦の詔勅が宣布され、第二次世界大戦が終結した。

我国では、この日を「終戦記念日」と定め、国の再建、復興を

誓う。同時に戦没された方々に対して、全国各地で追悼式を催

し、犠牲者の慰霊を行っている。

「終戦忌」「敗戦忌」は、俳人に依る造語で、過ちを繰り返し

てはならないという、祈りが込められている。

昨日(8月15日)、全国戦没者追悼式が東京九段の武道館で

天皇、皇后両陛下をお迎えし催された。

今年の参加者は全体で550人程度(例年は6000人規模)

長屋昭次さん

 

最高齢者は93歳の長屋昭次さん他、各県からの参列者も大幅

に縮小された。コロナの影響で座席間隔を取り、マスク着用,

式次第も縮小された。遺族の中に参加を見送った方も多い。

国歌演奏

11時50分、天皇・皇后両陛下が入場され、「国歌」の

演奏があった。(参列者の唱和は無し)

安倍首相の式辞があった、

「今日、私達が享受している平和と繁栄は、戦没者の皆様の

尊い犠牲の上に築かれたもので在る事を、終戦から75年を

迎えた今も決して忘れません、、、、、戦後75年、我国は

一貫して平和を重んじる国として歩みを進めてまいりました。

世界をより良い場とするため、力の限り尽してまいりました。

戦争の惨禍を二度と繰りかえさない、この決意をこれからも

貫いてまいります。、、、、

我国は積極的平和主義の旗の下、国際社会と手を携え、世界

が直面する様々な課題解決に、これまで以上に役割を果たす

決意です。」

安倍首相の式辞は、具体性が無く、これ迄と同じ内容で、、

今回も、先の戦争、歴史問題には、一切触れなかった。

中国、韓国等アジア各国からの批判は免れない、、、、、

12時の時報を合図に、天皇・皇后両陛下と伴に「黙祷」

続いて天皇陛下が「お言葉」を述べられた。

「先の大戦に於いて、掛け替えのない命を失った数多くの人々

とその遺族を思い、深い悲しみを新にしました。終戦以来75

年、人々の弛みない努力により今日の平和と繁栄が築き上げら

れました。多くの苦難に満ちた国民の歩みを思う時、誠に感慨

深いものがあります。今新たに新型コロナウイルスの感染拡大

により、新たな苦難に直面しています。 私達皆が伴に手を携

えてこの困難な状況を乗越え、今後とも人々の幸せと平和を希

求し続けて行くことを心から願います。

戦後の長きにわたる平和な歳月を思いつつ、過去を顧み、深い

反省の上にたって再び戦争惨禍を繰り返さぬ事を切に願い、、、

戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に心から追悼の意を表し、

世界の平和と我国の発展を願います。」

 

今年は、TV中継も短く、他の三権の長等の挨拶を聴く事が出来

なかった。 今年も小泉環境相を始め、4名の閣僚が靖国神社を

参拝された。小泉さん、環境問題等で全く仕事をされていない

様だが、こんな所で、確り目立って居られる、、、

靖国神社参拝といえば、全国に在る「英霊の碑」(戦没者の霊)

を守る会の方が「年々、高齢者ばかりで、墓守が出来ない、国

や自治体で何とかして欲しい、、」と訴えて居られた。

全国には数多くのこういった碑が残っている。安倍総理始め、

多くの国会議員が毎年「靖国神社参拝」を行われるが、、、

小泉さん、安倍さんにお願いし積極的に国で面倒みられては、

どうでしょう、、、、、、

 

今日の1句

終戦日涙腺緩む老い二人      ヤギ爺



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