遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

ぼたもち(牡丹餅)

2016-03-21 15:28:35 | 日記
平成28年3月21日(月)
ぼたもち(牡丹餅

たねやのぼた餅(JR,高島屋)

昨日(3月20日)は春分の日、彼岸の中日にあたり、
先祖を祀り墓参や自社参拝が行われますが、、、
私(ヤギ爺)は所用のため本日の午前中に墓参を済ませ
帰路買い物の途中、和菓子屋に立寄り件(くだん)の
「ぼたもち」を所望、、、、、、

お昼に家内と伴にいただきました。
ヒトクチに「ぼたもち」と言ってもお店、種類により様々、
「小豆餡」「濾し餡」「黄粉」「胡麻」「胡桃」「ダダ茶」
などなど、、、。

粒餡と黄粉のぼた餅

昨年9月のブログ「お彼岸」の中で、「おはぎ」「ぼたもち」の
違いの蘊蓄を申し上げましたが、、はたまた御託を並べて、、

ぼたもち(牡丹餅)、おはぎ(御萩)


字のごとく、春の牡丹の花に似せ丸く大きな「牡丹餅」と
秋の萩の花に似せ小粒に咲き乱れる小さめな「御萩」、
これが一般的に有名な説ですネ、、、

諸説粉粉

もち米を主とするものが「ぼたもち」、うるち米を主とするもの
が「おはぎ」とする説。

餡(小豆)を使用したものを「ぼたもち」、きな粉を使用した
ものを「おはぎ」という説。

地方により濾し餡を使い牡丹の花のように大きく丸くしたのを
「ぼたもち」、小豆を煮てそのまま使い萩の花の様に少し小さめ
にしたものを「おはぎ」と言う説。

お店等で、同じものを作り、春に出すものを「ぼたもち」、秋に
出すものを「おはぎ」と言う説。 亦その逆も在るとの事。

季節により呼称を変える(現在では夏、冬は殆ど使われぬ由来)
春:牡丹餅(牡丹の花、春彼岸に先祖の供養としての供物)
夏:夜船(餅搗きの音を立てない➔夜船も暗い中、静に着く)
秋:御萩(萩の花、秋彼岸に先祖の供養としての供物)
冬:北窓(搗き知らず➔北窓は月が見えない、月知らず)

ぼた餅のことわざ

棚からぼた餅 : 努力をせず予期せず幸運が舞い込む事
ぼた餅で腰を打つ : 幸運が向うから舞い込んでくる事
ぼた餅は米、辛抱は金 : 辛抱が何より大切である。
ぼた餅は棚から落ちて来ず : 思いがけな幸運は、偶然に
               転がり込むことはまず無い
(フリー百科事典、ウイキペデイアより、、)

今日の1句

酒好きにぼた餅供ふ彼岸かな      ヤギ爺

参道の道草多き彼岸かな        ヤギ爺
 
  


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