遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

太田川沿いの散策

2016-06-17 14:56:56 | 日記
平成28年6月17日(金)

軽鳬の子(かるのこ

軽鳬の親子

梅雨晴間、東海市役所近くに住む高校時代の友人宅
を訪れる。
名鉄常滑線の太田川駅下車、駅前を左手に進むと、
5分程で太田川に出る。

目の前の大宮橋を渡り、川沿いを右手に10分程、
左前方に東海市役所があり、、、その右に目指す
マンションが見えます。

お互いリタイアしてから≒10年、、、、、
5年程前の「クラス会」で会って以来、最近鬱気味
とか、、少々窶れて見えるのは気のせいか、、、。
話題は専ら クラス仲間の消息等となり、、、、
年々、一人又一人と消えて逝く今、
「また、早くクラス会をヤラネバ明日は我が身」と、 

1時間ほどで暇乞いをして、、、、せっかくの遠出
川沿いに在る「弥勒寺」「大宮神社」を拝観して
帰る事に、、、。


川の中を覗くと、軽鳬の親子が仲良く水面を、、
軽鳬の子(かるのこ)は親鳥の心配もどこ吹く風
時折、勝手に方向を変え、、、都度親鳥が行く先
を遮り、何とも微笑ましく、見飽きる事が無い。


岩場に目を転ずると、亀が甲羅干しをして居ます。
長閑な光景にとても癒されます。

田植えの済んだ水田の縁に、余り苗が放かされ、
近くのビニールハウスの所では、ネギ坊主の処理
(来期に向け、玉ねぎを干す)をされていました。



枝豆が、、、

田んぼの畦にある、用水路の中を目を凝らすと、
水馬(あめんぼう)が浮かんでいます、、。




今日の1句

軽鳬の子を追ふ母鳬の忙しなや     ヤギ爺

水馬の瞬発力に驚嘆す         ヤギ爺





潮路句会定例句会

2016-06-13 13:42:21 | 日記
平成28年6月13日(月)

潮路句会6月定例句会

場所 : 大手コミュニテイ・センター
日時 : 平成28年6月11日(土)13:00 ~ 15:30
兼題 : 1)アイスコーヒー(アイステイ)、2)著莪の花、3)当季雑詠



田植えの後、本格的に梅雨の入り、、、、


梅雨本番、昨夜半からの雨は今朝も降り続き、通学の子等や
通勤の人達が傘を片手に、鬱陶しそうに出かけて行きます。
部屋の中も何となくジメジメとして、、、、、。

そんな中、先日(6月11日)我が潮路句会の開催日は皆さんの
心がけが良く梅雨晴間の快晴、と言うより気温がグングン上り
句会場では今年初めてエアコンを付けました。
暑いを連発される方が多い中、冷房嫌いのKさんには、冷風が
直接当たらぬ場所に席を替わっていただき、冷房を弱に、亦
風向をスイングから下方向に調整をして、、、、。

今回1名の方が家事都合により退会し、句会最年長(92歳)の
男性が体調不良で欠席です。

潮路抄
 
村中の水のつながる田植えどき      玲 子


沙羅の花雨の禊を受け清し       志げお


五月雨降り続く夜に夫入院        静


蚕豆の多福の顔を茹でにけり       勝


初那須の命いただき永らへる      英 子


額の花今年の色の淡かし        美穂子


屑金魚糶にもかけず量り売り      魚 青

金魚すくいの金魚

玉ねぎも洗濯物も干されけり      和 子


仄暗き樹下にひつそり著莪の花     輝 子


更衣捨てる勇気を身の整理       政 子


衣替え、衣類は中々捨てられない、、、

雨宿り樹下に一叢著莪の花       ヤギ爺




次回の潮路句会は、7月9日(土)午後1時より、、
兼題は、1)蛇(くちなは)、2)草笛、3)当季雑詠です。

歌声ひろば 7

2016-06-10 13:58:17 | 日記
平成28年6月10日(金)

みんなで歌おう、「歌声ひろば

水芭蕉

6月8日(水)、今回の歌声ひろばは、名古屋市北区にある
北文化小劇場で開催されました。
地下鉄黒川駅下車、④番出口を上り、北へ徒歩で約10分
黒川本通り5丁目交差点を右折、100m程進むと右手に
名古屋市北図書館が在り、そこの2階に「北文化小劇場」
が在ります。

北文化小劇場




私が「歌声ひろば」に参加したのは2年前(2014年)の12月
私の地元(港区)で開催されるのを知人からお聞きして参加
以来9回目(ブログは、3回目から)となりました。

歌声に出会ったのは、高校三年生の時に私の3年先輩の
大学生に、当時名古屋の伏見町に在った歌声喫茶コーラス
へ連れて行かれ、ピアノとアコーデオンの伴奏で司会の方の
リードで、全員で歌う、、、、。今まで全く経験のない私は
カルチャーショックを受けました。 
東京での4年間にも、新宿の「灯」「カチューシャ」渋谷の
「牧場」等の歌声喫茶にも通いつめ、、、、、
名古屋に帰る頃から、歌声喫茶が徐々に閉店していきます。
当時は、他に余り娯楽はなく若者達が集まって語り、歌い
青春を謳歌した、、、そんな良き時代の象徴の様でした。

あの頃の熱気は在りませんが、、お互いに年を重ねた仲間
(中には若い方もちらほら、)が集ひ、昭和の良き時代の
歌を大合唱、、、、   。楽しく歌って居りました。

前半「高原列車は行く」で始まり、「夏の思い出」「蛙の笛」
「みかんの花咲く丘」「椰子の実」「長崎の鐘」「北国の春」
「旅の夜風」「世界は二人のために」「こんにちは赤ちゃん」
「野に咲く花の様に」、、、20分間の(トイレ、お茶」休憩

世界は二人のために、佐良直美

こんにちは赤ちゃん、梓みちよ

後半「散歩」「緑のそよ風」「青葉城恋歌」「白いブランコ」
「あざみの歌」「雨」「マイウエイ」「アメイジンググレイス」
「山小屋の灯」「ひまわり」「高校三年生」、「青い山脈」で
フィナーレです、、、。

青葉塩城恋歌、さとう宗之

高校三年生、舟木一夫

雨、ジリオラ・チンクエッテイ

マイウエイ、布施明

昭和の歌が満載、、、皆さん満足げな顔で帰路へ、、、、。

今日の一押しの歌

「夏の思い出

 作詞 : 江間 章子、 作曲 : 中田 喜直


夏が来れば 思い出す
遥かな尾瀬 遠い空
霧の中に 浮かび来る
優しい影 野の小径
水芭蕉の花が咲いている
夢見て咲いている 水の辺り
石楠花色に黄昏る
遥かな尾瀬 遠い空

1949年(昭和24年)NHKのラジオ歌謡で、石井好子さんの
歌が流れて瞬く間に広まり、、その後1962年(昭和37年)
NHKみんなの歌でも紹介され、、曲中の「尾瀬沼」が一躍
人気となり、ハイキングコースのNO1となった。
歌声喫茶でも常にリクエストが多かった曲でした。
当時私も、東京で寮生活していた仲間とハイキングに出か
けた覚えがあります、、、、。

最近、色んな場所で奥様達を中心にコーラスを楽しむ会が
盛んに行われている様です。
私達の俳句の会が行われる、コミュニテイセンターの隣の
部屋からもよくハーモニーが聞こえてきます。

今日の1句

集ひ来て昭和を唄ふ梅雨晴間     ヤギ爺


次回は、7月29日(金)名古屋市緑文化小劇場で開催です。
皆さんも是非一度ご参加ください、、、。

紫陽花、トリドリ

2016-06-07 10:05:02 | 日記
平成28年6月7日(火)

紫陽花で鬱をフッ飛ばそう

母の日に届いたダンスパーテイ

6月4日(土)、この名古屋地方にも梅雨入りの発表
がありました。
昨年より1日、例年より4日早いとの事です。
日曜日は午前中迄雨が残り、午後には晴間も見え、、
今日は朝から曇り空、午後から再び雨の予報です。

来月(7月)17、18日(海の日)に港まつりが
開催されますが、毎年この頃に梅雨明けとなります。

これから暫くは、鬱陶しい日々となりますが、、、
そんな時、雨に濡れ一層鮮やかさを増し、トリドリの
白、緑、青、紫、桃等と微妙に色を変え「七変化」の
異名通りに私達の眼を楽しませてくれる「紫陽花」が
日本列島のあらゆる場所で、、今まさに咲き誇って
います。


他に花の少ないこの季節、梅雨空は憂鬱一色の中、
この季節のなくてはならない、貴重な彩りですネ。

紫陽花(アジサイ)
四葩(よひら)、七変化ともいう
ユキユキノシタ科の落葉低木、花期:5~7月頃。
丈は1~2m、葉は卵形で周囲はギザギザがある。
命名の由来は、「あぢ」は集まるの意味、「さい」
は藍色の事で、藍色が集まるという意味から。
亦、花の色がよく変わる事から七変化とも、、。
四葩(よひら)の葩は、はなびらの事、花の周り
の修飾花の四枚の花びらが発達しこう呼ばれる。

花びらと思える部分は咢(がく)で、中心部にある
蕊(しべ)の部分が花。

花色は酸性土壌だと青色となり、中世アルカリ性
だと赤色になる。
青色にしたい時は、酸性肥料やミョウバンを加える。
青色の花でも日が経つと赤っぽくなるのは、有機酸
が蓄積されて赤味を帯びてくる(老化現象)

ほんアジサイ(ヤマアジサイ)
花序は装飾花のみからなり小花がまとまり半球形
に丸く毬の様に花が集まる。




ガクアジサイ
咢(がく)は額縁になぞらえ、周りを装飾花が
飾り中の両性花(蕊の部分)は濃い紫色が多い。
品種改良がなされ今では、多くの種類がある。





ダンスパーテイ(ガクアジサイ)
日本に分布するアジサイとアメリカの園芸種を
掛け合わせて作られた園芸品種。
1994年、静岡県の加茂花菖蒲園で発表され、
近年ギフトで流通する様になり大ブレークした。
はなの周りの装飾花の数が多く、大きくなり、
より豪華となり、花びらが揺れる姿がダンスを
踊って要る様に見える事で命名されたとの由。

母の日に息子のお嫁さんから、、1ヵ月未だに綺麗

この地方の紫陽花の名所 ( )は祭期間
形原温泉アジサイの里(6月1日~30日)


三重県いなべ万葉の里公園(~6月19日)
いなべ市北勢町大字阿下喜、市民会館駐車場周辺



東山植物園、徳川園、鶴舞公園、白鳥庭園等、、




俳人の名句

紫陽花やけふはをかしな色に咲く    正岡子規

ヤギ爺の拙句

あじさゐの色を集めて鬱晴るる   ヤギ爺

おうちごはん

2016-06-03 15:14:53 | 日記
平成28年6月3日(金)

てとてと「おうちごはん

名古屋港、てとてとの在る裏通り

先日(6月1日)名古屋港近隣のおカミさん達が作る
「てとてとの会」のランチサービス「おうちごはん」
へ行ってきました。

おうちごはんの案内

地下鉄名古屋港駅から大通り(江川線)を南へ進み、
2本目の筋を左に100m程進み元町公園(小さい)を
左折50m程戻った右手に在ります。
名古屋港からほど近い住宅街の中に在るのですが、
この辺り狭い路地が迷路の様になっていて、、、、
他の地からお見えになると、非常に判りづらい場所
です、、、。

てとてとの会は、5月初めのガレッジセール開催の際、
紹介しましたが、手作り小物、地産野菜の即売会、
街つくり健康フェスタ、地域の防災活動等々、、
様々な活動をされるグループです。
中でもサービスランチ「おうちごはん」は、この地域
の一人暮らし等の方達に昼食を提供し、相談事や、、、
話相手となり、交流の場を提供して要るようです。
勿論、独り居限定ではなく誰もが自由に出入り、利用
ができるようになって居ります。

通路にアジサイが、、、

開催日(毎週火、水、木)には、路地入り口の下に
手つくりの看板と本日のメニューが足元近くに、、。
通路の脇には、アジサイの花が出迎えてくれます。


その先の小さな庭には木々の緑がいっぱいです。
右手にごく普通の2階建ての民家があり、戸の上方に
「カフェ、おうちごはん」の小さな看板、、、。

すぐ下に在る呼び鈴を押すと「いらっしゃいませ」
普通のオカミサンが出迎えてくれました。

玄関を上がると右手の洋間には大きなテーブルが在り
8人分の椅子が配置され、、、
左手の和室には、テーブルが2つ在ります。
座布団の数から、、4人 × 2セットの様です。
洋間の奥が厨房となっている様で、この日当番の奥さん
3人が調理と配膳をされる様です。
2階では、小物作りの教室があるようで、この方達も
(内のカミさんもメンバーの一人)下で一緒にお昼を。


この日のメミュー
煮込みハンバーグ、野菜サラダ、季節の和え物、
大根とさつま揚げの煮物、ブロッコリとベーコンのソテイ


本日のデザート
リンゴのゼリー、コーヒーか紅茶


料理は洒落た、気取ったものではなく、、、、
ごく普通の家庭料理の延長線上に在るようなものですが、
それだけに気兼ねなく、とても美味しく頂けました。
デザートの手つくりのリンゴのゼリーも喉越しが良く
美味しかった。

皆さん、和気藹々、楽しい昼食を、、
合間に、手の空いた奥さん達が顔を見せて話相手となり
一人でお見えになっても退屈せず、楽しく過ごせそう、
そんな気がしました。

今日の1句

紫陽花やおうちごはんの庭の先    ヤギ爺