そうすけ漫録

そうすけの一日の型録です。

(¥。¥)

2007年05月25日 | 定点観察

目は覚めていたが、なかなか起き上がれない。
体が重い。気も重い。FU調だ。
6:55起床。曇。気温19℃。

血圧は、149 93 脈拍数 65 体重は、65.0kg 体脂肪 20.0%。

朝食は、ごはん(雑穀) 沢庵 即席味噌汁 牛乳。

 雨が降り出した。靴に雨水がしみ込む。

昼食は、ごはん 肉野菜炒め 五目ひじき煮 ほうれん草おひたし 漬物(うり)。

間食は、だんご(きなこ) せんべい。

 靴の裏をみたら、穴が開いていた。まるでチャップリンが履いている靴だ。喜劇は見る分にはおかしいが、主人公はかなしい。もうひとつ、捻れば哲学者になる。

 夕食の買い物に行くが、何を食べたらいいか、わからなくなる。優柔不断もここまでくると病だ。食べ物くらいは、自らの欲にしたがって手に入れればいいのに、ビビッテ、買えなかった。次の店、その次の店で、やっと20%OFFの惣菜を買った。雨はまだ降っています。

夕食は、お茶ハイ かきピー 漬物(沢庵、らっきょう、キムチ、大根) 油淋鶏 ナポリタン

 焼酎PETボトルから最後の一滴をコップに注ぐ。これで酔えるのだろうか。これで世界は終わるのだろうか。無為無言の透明な器の小宇宙に身を任せる。

 あの娘はよう、あの娘はよう、遠い高値の花だった
 泥にまみれた(?)自棄酒のグラスの中に雨を見た
 ああ、与太者 新宿の与太者

 そうすけが13歳だったころ、
 隣のお兄さんに借りたレコードを何度も聴いた。
 菅原文太「新宿(ジュク)の与太者」?
 嵐の前夜、仁義なき戦いは始まっていた。

 嵐の夜がすぎて、目前に現れた風景とは?
 仁義なき戦いは終わらない。

 □ 山田太一脚本「星ひとつの夜」を観る。

 先日、うわさのデイトレラーのTVルポを観たばかりだ。東京を見渡す自宅。PCと5台のデイスプレーを一心に見つめ、キーボードを叩く。頭をクリヤーにしたいからと、昼飯はファーストフードを食べていた。その日の利益は3000万だといっていた。悪いことしているわけではない。良いことをしているわけではない。儚いな、彼は幸せなのだろうかと思ったものです。
 「星ひとつの夜」は、そうすけの疑問に応えてくれました。

 最後にテロップが出たように、このドラマは当然フィックションです。
  この社会に、デイトレラーをして多額の資産を手にしている若者はいるだろう。また、仮出所をした中年男は居るだろう。
  しかし、出会うことはないだろう。だから、これは、フィックションなのです。

 でも、もし出あったならば・・・・。結末は心がやすまりました。 
 山田太一さんは信じているのですね。 

 役人が分類するカテゴリーに騙されるな。
 政治家が掲げるマニフェストに期待するな。

 この世に真実というものがあるなら、それは「芸」にある。
 ぜぇ~様のいうところの、「花」に形無きものが立ち現れてくるのです。

 このドラマを作り上げた皆様ありがとうございました。
 もう一度、信じてみます。

23:00ごろ就寝した。