2010年 個人的回顧(簡易版)4 2010-12-31 17:24:00 | 公共交通総合 10月、西鉄2000形が運行終了。9月末から前面の社章が復元されて、固定ダイヤで運行された。 11月、長崎電気軌道・毎年恒例の開業記念日で元九州電軌・西鉄の168号が運行。2011年には車齢が100年となる。 12月。東京・山梨へ。都電8809が構内試運転。 他の事業者ではまだ新しい部類に属する7000・7500を置き換えるというから、やはり都の財政状況は地方とは比較にならないといえよう。
2010年 個人的回顧(簡易版)3 2010-12-30 23:09:00 | 公共交通総合 7月。久大本線でリバイバル「はんだ」運行。 天気が晴れたりゲリラ豪雨に遭遇したり、異常気象の一日であった。 8月、広島へ行った。 元西鉄の3000形も多数が運用に就いており、相変わらずの活気である。 次々とやってくる大量の連節車群には、本当に圧倒される。 9月。京都、奈良へ。 以前から関心があった「宗教法人」鞍馬寺へ。全長の短さ、独特の車内放送(というより説法)が印象に残る。
2010年 個人的回顧(簡易版)2 2010-12-28 18:18:00 | 公共交通総合 4月、日田彦山線経由で日田まで怪しい(?)団体列車が走った。 富士・はやぶさのヘッドマークをアレンジした遊び心ある列車で、聞くところによるとヘッドマークの作製を手掛けた会社の団体列車だったらしい。 5月、バースデー切符を利用して四国へ。宿毛駅において高知県の鉄道を完乗し、四国では八栗ケーブルを残すのみとなった。 地方私鉄の厳しい現状を見た旅であった。 6月は関西へ。伊賀鉄道を完乗。関西においても各社明暗様々な部分を見たような気がする。
2010年 個人的回顧(簡易版) 2010-12-27 22:11:00 | 公共交通総合 2010年も、残す所あと100時間を切った。 筆者は大晦日まで仕事が忙しいのであるが、取り敢えず、回顧記事を書いてみようということにした。 何時もの如くひと月1枚、3回に分けて振り返る。 新年、いきなりモヒカン飛来の報を聞きつけ、元旦の勤務後に福岡空港へ駆けつけた。 幸先のよい2010年の幕開けであった。 2月は四国へ行ってきた。伊予鉄の3000系を初撮影、その後阿佐海岸鉄道で高千穂復刻列車に乗車。検査表記が「西鉄エム・テック」であった。 3月、JR北海道の735系甲種回送の撮影で下松へ。 これから北海道で幾度となく体験するであろう吹雪を、山口で体験するとは… この日は3月には珍しい大雪であった。
西鉄・JR九州第2四半期決算 2010-11-03 19:51:00 | 公共交通総合 西鉄とJR九州の平成22年度第3四半期決算短信が発表された。 西鉄 http://www.nishitetsu.co.jp/release/2010/10_126.pdf JR九州 http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/9dd28b8cb8f46cee49256a7d0030d2e6/97fe29ce29ce675c492577ce0057fa09/$FILE/%E5%B9%B3%E6%88%9022%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E3%80%80%E7%AC%AC2%E5%9B%9B%E5%8D%8A%E6%9C%9F%E6%B1%BA%E7%AE%97%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/GeneralFrameset?OpenFrameSet 西鉄・JR九州共に増収増益である。 連結ベースで両社を比較すると、売上高、営業利益は両社ほぼ同規模であるが、経常利益はJR九州が西鉄のほぼ2倍、四半期純利益に至ってはJR九州が西鉄の4倍である。 また、自己資本比率においては、西鉄はおよそ25%、JR九州は71%であり、JRは負債が少なく、堅実経営であると言える。しかしながらJR九州は特殊会社であり、事実上の国営会社であるから、これは当然であるといえなくもない。 また、西鉄の自己資本比率の低さは、資本の有効活用を示すとともに金融機関に対する西鉄の信頼度の高さを如実に表していると言えよう。 具体的に見てみると西鉄は流通業、物流業においての営業利益が増加しているものの、運輸業においては路線廃止等で収支は改善されたものの、輸送人員の下落に歯止めがかからずに減収増益となった。 JR九州においては、不動産事業に関しては増収増益となったものの、その他の事業においてはおおむね減収減益となっている。 ちなみに、連結売上高においてJR九州は運輸部門で693億円の売上高であったが、西鉄は467億円である。 西鉄とJR九州の鉄道部門の規模から換算すると、やはり西鉄の鉄道部門の効率の良さが分かる。 西鉄においては、この秋の羽田空港国際定期便の再開で、主力の航空貨物取扱量の増加に結び付けられるか、2011年3月には九州新幹線全線開業を控え、JR九州には追い風が吹いているが、西鉄がいかなる施策を取るか注目される。