トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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駅と駅前風景53 大三東

2016-02-10 20:54:00 | 
島原鉄道大三東駅。起点の諫早から34.1Km,拠点駅の島原駅からは6.4Kmに位置する。


駅舎は味気のない昭和の終わり頃に改築されたもの。島原鉄道の駅舎はこのような質素なものが多い。


配線は2面2線で、急行の停車駅。


下りホームの後ろは有明海。ちょうどこの時間は満潮で、海が迫ってきている。




駅前と駅周辺。国道251号線に面しており、交通量は多い。バス停「大三東」は駅のすぐ前。

○基礎データ
所在地 長崎県島原市有明町苅木
路線 島原鉄道
開業 1913年(大正2年)5月10日
乗り入れバス路線 島原鉄道(バス)
乗客数 44名(2012年)
訪問日 2016年2月10日


駅と駅前風景52 江川崎

2015-08-31 23:03:00 | 
JR四国、予土線の江川崎駅


開業は戦後の1953年と比較的新しい。1974年までは宇和島線の終着駅だった。当時は国鉄の赤字が社会問題化しつつあり、あと数年遅れていれば江川崎~若井間は未成線となっていたかもしれない。





旧・西土佐村の中心となる駅であるが、駅前に集落は無い。中心集落まではやや離れている。


駅横にはささやかなバス車庫があり、ここを起点に市営バスが旧・西土佐村内各所を結んでいる。


江川崎は日本の最高気温41.0度を記録した所でもある。




1面2銭の島式ホームに、多数の側線を有する。当駅折り返し列車も設定されている。

○基礎データ
所在地 高知県四万十市西土佐江川崎
路線 JR四国予土線
開業 1953年(昭和28年)3月26日
簡易委託駅(定期券・回数券のみ発売)
乗り入れバス路線 西土佐バス(市営)
乗客数 不明)
訪問日 2015年7月25日




駅と駅前風景51 吉野生

2015-07-29 09:52:00 | 
JR予土線吉野生駅。



木造駅舎だが綺麗にリフォームされている。ここに限らずJR四国の木造駅舎はリニューアルされたものが多い。


市町村合併が進んだ愛媛県にあって、松野町は単独で残った数少ない自治体の一つ。しかしながら合併問題には紆余曲折があったようで、決して無風であった訳ではないようだ。結果、県内で最も人口の少ない自治体になっている。


列車は8往復。宇和島方面は全て宇和島行、窪川方面は窪川行6本、江川崎行2本。





相対式2面2線の配線だが、使われなくなった側線も残る。



駅前は小さな集落である。人家もそれなりに見られる。

○基礎データ
所在地 愛媛県北宇和郡松野町吉野
路線 JR四国予土線
開業 1923年(大正12年)12月12日
乗り入れバス路線 無
乗客数 不明)
訪問日 2015年7月25日


恵良駅再建

2015-06-25 18:09:00 | 
昨年1月に全焼したJR久大本線恵良駅であるが、3月に新駅舎が完成した。



新駅舎は白壁とナマコ壁などを用いた造り酒屋風である。これは駅前にある「八鹿酒造」をイメージしたものである。



駅舎内には八鹿酒造の再興、久大本線敷設、森高等女学校の設立などに携わった地元の名士麻生観八の功績を紹介する「九重町先哲資料館」が設けられた。

駅と駅前風景 50 筒石

2015-03-15 00:34:00 | 
えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの筒石駅。訪問時はJR西日本北陸本線であった。


山間の小さな駅に見えるが。


ご存知、トンネルの中の駅で、ホームは駅舎から40mも下にある。


駅前には何もない。



駅から出てちょっと進むと、断崖絶壁に高速道路が突き刺さるような光景が見える。


ほぼ同位置から。海へ向けて急傾斜となっている。まさに断崖絶壁。本来の筒石集落は海側にあるという。



頚城トンネル内にあるホーム。列車到着時には必ず係員が同行する。上下ホームは互い違いの配置となっている。


ホーム入口には扉が。列車到着時には係員がここで待機する。右の駅員氏は3月14日の転換を以て退職されるそうである。お疲れ様でした。



改札へはおよそ300段、200mの高低差があり、長い道のりである。



○基礎データ
所在地 新潟県糸魚川市大字仙納字大谷928
路線 えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン(訪問時、JR西日本北陸本線)
開業 1912年(大正元年)12月16日
乗り入れバス路線 無
乗客数 39名(2013年)
訪問日 2015年2月19日