トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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バスターミナル34 桜島港

2011-12-05 22:17:00 | バス
鹿児島県の桜島、その玄関口となるのが桜島港である。
桜島の西部に位置していた桜島町は2004年11月、鹿児島市に編入された。(東側の旧・東桜島村は1950年に鹿児島市に編入)

旧桜島町は、町営バスを運行していたが、白ナンバーの所謂旧80条バスではなく、地方公営企業法の適用を受けるバス事業者として、珍しい存在であった。現在は鹿児島市交通局に引継がれている。



桜島港は日中10分間隔、深夜でも60分間隔で24時間運航を行っている。1日の乗降人員は近年1万5000人前後で推移しており、西鉄の急行停車駅並みの規模である。2階がフェリー乗り場、1階はバス・タクシー乗り場となっている。




鹿児島市営バスと大隅交通ネットワークが発着。下が市営バスだが、旧桜島町時代からの車両で、塗装もそのままである。市営バスは60-1、60-2、60-3、70-1、70-2の5系統があり、島をおよそ3分の2周回する路線構成である。ここに発着するのは60番の系統のみで、70番は60番の終点、東白浜で乗り換えとなる。

市営バス時刻表。およそ30分間隔と、比較的本数には恵まれている。


殆どが町営バス時代の車両であるが、新車も1台だけ見かけた。



10月からは周遊バス「サクラジマアイランドビュー」も運行開始。右側が案内所であるが構内は暗い。


おまけ・1994年、桜島町営バス時代に撮影した画像。1980年式の日野・西工車。

◎基礎データ
所在地 鹿児島県鹿児島市桜島横山町
乗り入れ会社 鹿児島市交通局、大隅交通ネットワーク
乗車券類 発売
 観光案内所、売店あり。
類型 航路接続
取材日 2011年11月2日


平成のはじめごろ

2011-12-03 21:44:00 | バス

鳥栖交通、佐賀22・310。ひらがなが読み取れないが、「き」でまず間違いなかろう。この車両は82年頃の車両と思われ、モノコック再末期の車両である。この頃の西工中型車は、川重車体のライセンス生産を行っていたので、川重と同型である。
1995年頃の撮影で、方向幕は「西鉄小郡駅 松崎 乙隈 21」を示している。
この路線は当時から1日3往復程度であったと思う。その後一旦休止された後、社会実験のような形で大増発され復活したがほどなくして完全に廃止された。
乙隈から先、筑紫駅まで延長されれば利用価値もあっただろうが、検討された形跡すらないようである。



西鉄吉井営業所の7451.日野の1981年式である。日産ディーゼルが西工に一本化される以前は、久留米地区は日野車が多かった。西工解散後は、久留米地区での新車は再び日野製になっている。


左、船小屋営業所の7941.日野1985年式、現在は営業所表記が「筑後」に変更されている。右は吉井営業所所属の7701.日野1983年式。元々は空港連絡バスだったが末期は吉井に転属。このマスクで赤バス塗装は珍しい。外に数台が配置され、吉井営業所に集約されていたが、同じマスクで熊本ナンバーもいた。

中と下は1994年11月27日撮影。