バスターミナル72 西鉄白木原駅

前回の記事から、久しぶりのシリーズ更新となるが、今回は、西鉄天神大牟田線の白木原駅を紹介する。

ちなみに、以下の過去記事も参照されたい

・薬院
・西鉄平尾
・高宮
・大橋
・井尻
・雑餉隈
・春日原
・下大利

白木原駅は、起点の西鉄福岡（天神）駅を出て、初めて福岡市外にある普通のみの停車駅である。福岡市内では、普通電車のみの停車駅であっても、バスと鉄道の乗り継ぎ需要がそれなりに存在し、一定のターミナル的要素があった。しかしながらここ、白木原駅は、両隣が鉄道・バスの連携が整った急行停車駅であり、徒歩圏内にはJR大野城駅も存在するなど、バス路線に関してはやや寂しい印象がある。現在、白木原駅前に乗り入れるのは、西鉄バス二日市が運行する大野城市コミュニティバス「まどか」の、大城ルートのみである。なお、かつて2002年頃までは、行先番号12番、月の浦営業所～JR大野城駅～西鉄白木原～乙金、の路線が運行されていて、1998年10月2日までは1時間に2～3本が運行されていたが、10月3日の改正で1時間に1～2本に削減された。なお、この12番はさらに数年前まで更に乙金～西鉄雑餉隈駅入口～JR南福岡まで運行される便もあった。



高架工事が進められている白木原駅、福岡方面改札側にロータリーがある。左側にバス停が見える。


停車中の「まどか」号。


6時台から22時台前半まで、ほぼ30分間隔のパターンダイヤとなっている。

◎基礎データ
所在地　福岡県大野城市白木原一丁目
乗り入れ事業者　西鉄バス二日市

連絡鉄道路線　西鉄天神大牟田線
類型　鉄道接続　
訪問日　2016年10月4日

西鉄9000形 構内試運転続く

西鉄天神大牟田線の2016年度の新車として、9000形が筑紫に搬入されて1週間ほどが経過したが、先週半ばから構内試運転が行われている。今までの例を見ると、10時頃～12時頃、13時半頃～15時頃まで、筑紫車庫の構内を行ったり来たりしている。筑紫駅南方の踏切付近から線路沿いに歩くと容易に撮影可能である。



Tc車9001．


9001の台車。形式はKW161C.


編成全体。


構内には他に3編成が控える。左から9503・9504・9502。


行先表示は125分の1以下でないと難しい。

9000形導入に関するニュースリリースはこちら。

バス営業所を訪ねて 日田バス杷木営業区

福岡県朝倉市にある日田バス杷木営業区。
2016年11月1日開設で、貸切車5台が配置されるが、2016年11月2日現在ではまだ準備中で、営業所内に車両は見当たらず。
路線バスは西日本鉄道からの受託管理車のみが配置され、西日本鉄道日田第二営業所を併置する。車両はふそうの96MC車に統一されていて、3405・3406・3411～3415の7台が配置される。