乙女の靴音

    
    〜 一歩・二歩・山歩 〜

  
          

生き生き学級 ・ 山都フットパス

2021-10-20 | 学習
10月19日(火)岳西 (畑・入佐)コース

阿蘇神社の大宮司家は、鎌倉時代から戦国時代にかけては武家として栄え
特に肥後で一番の勢力を保った14世紀から16世紀にかけては
山都町の矢部を本拠としていて
この畑・入佐地区は阿蘇家が力を注いで農地開発を行ったところで
そんな歴史ある地域を歩くルートです

9:15 「有機の里ほたる館」をスタート




旧矢部町など一帯を治めた阿蘇家
阿蘇大宮司家の墓所があります


日向往還地蔵坂を上り


放牛地蔵


天満宮は


六柱の神々を祀ってあるようで
手を合わせておこうか


九州脊梁の山並みを望み


稲刈り前の


田んぼが眩しい


別当屋敷跡は
阿蘇高森郷矢津田村の豪族矢津田氏
矢部郷の地方長官として居住した屋敷
当時の雰囲気はあまり残ってないようですが


山里の長閑な散歩道
それぞれの昔話で笑い声に


水車ポイントで休憩タイム


夏は蛍が飛び交う五老ヶ滝川エリアは
マコモタケの栽培が


頑丈なビーニールハウスは何でしょう?
トマトの水耕栽培のようです


おお〜
稲刈り後にはこんな、、、珍しくもないそうですよ!


この辺りは
「蛍丸」の伝承が、、、
筑前多々良浜での戦いでの事
恵良(阿蘇)惟澄[のちに阿蘇大宮司を継ぐ]は苦戦を強いられ
追いすがる敵を斬り払い、危地は逃れたものの
刀はささらのように刃こぼれを生じてしまった
惟澄が矢部(現在の熊本県山都町)の入佐の城に戻った夜
無数の蛍が刃こぼれをし刀の上に集まり消える・・・という夢をみた
次の朝、欠けていた刃が元通りになっていたことから
惟澄はこの刀を「蛍丸(ほたるまる)」と名付けた

以後、蛍丸は歴代の宮司が出陣の際に必ず持って行ったと伝わり
この入佐地区は蛍の名所となっていますね


軒先の水槽には色とりどりメダカが
遊んでいます




おしゃれな土蔵「アグリコネクト山都」
オフィス?


ルートを彩る


華やかな「マンデビラ・ラクサ」


本来のスタート地点を過ぎると


11:15 ほたる館ゴール!


絶好のコンディションのなか
畑・入佐の歴史を学んで
約、5kmのお散歩コースをのんびり楽しんで大成功!
お疲れさまでした。。。

秋の山都フットパスツアーも開催されますよ!!

コメント
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