みなさんこんばんは。
5月19日にクレストスピードウェイにて、JMRCA関東支部主催の1/12
二次予選が開催されました。
今回ワタシは友人たちと、前日の18日からクレスト事前練習に行くことで
気合を入れてみました。
前日入りの18日は朝9時半ごろには友人とクレストに到着しましたが、
サーキットはすでにオープンしていたので早々に機材を搬入して、
練習の準備に取り掛かります。
もちろん、朝一はサーキットにお越しの皆さんとのおしゃべりから始まり、
走行開始は11時ごろからと、ゆったりしたスタートです。
初期練習はタイヤの関係から3~4パックと決めており、マシンの基本
チェックとボディ選定等を1パック目にて行ないました。
それから、サーキットでこれを組み始めました。
つい最近、XENONから発売が開始されたフロントサスキットです。
このサスキットはASタイプのソフト?仕様でして、とりあえず
キングピンオフセット角度は3°に設定してみました。
各部の作りはとても丁寧で、特にポイントとなるサスアーム類と
サスボールとのすり合わせが不要にて、スルスルの作動となる
のは特筆です。もちろん、キングピンとボールとの作動もとても
スムーズで、加工不要です。
とはいえ、組み立てに1時間ほどかけたのちにマシンに組み付け、
走行させてみると、想像以上に変化代が大きくて、とにかくぐいぐい
曲がる印象です。サスアーム自体の変更も含まれており、この
変化代がキングピンアングルのみの影響かどうかは比較する
時間がなく、このままマシンセットを変更していいところを探す
ことにしました。
初期テストの3パックで何とかそれなりに周回できるようにできた
ので、ここからレースシミュレーションとして、新品タイヤ5セット
を使っての練習走行に取り掛かりました。この時点で午後3時
過ぎです。
最初の2パックほどはベストで9秒3位ながらなかなか8分纏め
きれません。特に、ストレートエンドの左コーナーがかなり違和感
あって安定した走行ができないのが悩みどころです。
そこで、モーターを3.5Tから4Tに変更してみました。
その際、モーターとアンプの設定を確認すべく、こんなのを投入
してみました。
kimihiko-yanoさんところで取り扱っている、eagle treeというメーカーの、
所謂データロガーですね。これでブラシレスモーターを車載状態で、
電流、電圧、モーター回転数を確認できて、ブーストのかかり方とか
進角違いでの電流値と回転数の確認ができるという訳です。
サーキットではとにかく時間がないですから、マシンからモーターを
外さずにそのまま測定できるよう、工夫してみました。
これが実際に計測している様子ですね。
マシンに車載のアンプから出ているバナナプラグをデータロガーに接続し、
バッテリーはデータロガーと別配線で接続し、データロガーから出ている
わに口クリップをモーターのA端子とC端子に接続して、データロガーを
PCとUSB接続すればOKです。PCにインストールしているソフトを起動して、
計測開始ボタンを押したのち、プロポでゆっくりスロットルを全開にしていき、
全開で数秒ホールドしたのちゆっくり停止させた後、計測開始ボタンを
もう一度押せば計測終了で、上記の画像のようなグラフで確認ができます。
自分だけでなく、何人かの友人のマシンでも計測させて戴いて、なんとなく
自分のマシンの設定状況がモーターとアンプとの組み合わせで、アンプの
設定も含めて実際にグラフで確認できることから好評を頂けたようです。
ワタシもこれで確認したところ、変にブーストが掛かって高回転域で高い
電流値が流れていたので、モーターの進角を変更してこれを回避する
ことができ、燃費とパワーのいいところがすぐに確認できたので役には
たったと思います。
で、4Tのモーターのほうが立ちがあってタイムも安定してきて、タイヤ
選定を進めることでなんとか最後の1パックで50周のベスト9秒2まで
出すことができました。
この時点で午後8時過ぎ。あとはお片付けをして、サーキットの皆様に
ご挨拶をしてからその日のホテルに友人たちと向かいまして、その後は
友人たちと夜の反省会を12時ごろまでうだうだやって、楽しい一日が
過ぎた次第です。