みなさんこんばんは。
モロテック製として初のフルキットである1/12 百戦錬磨
が発売開始されてから早2週間ほど過ぎましたが、既に
各地でシェイクダウンやレース参戦されている模様です
ねえ。
ワタシの方も既にクレストナイトと二次予選の2戦レース
投入済にて、個人的にはかなりの好感触でしたねえ。
主要パーツは上記画像のとおり、パッと見でメイン
シャシーが形状変更されて、リア周りがナロー化
してますよね。
とりあえず、切磋琢磨にメインシャシーとロアブレース
を乗っけてみて、変更点を確認してみました。
穴位置関係は全く変更はない模様ですが、フロント
サス取り付けねじサイズがM4からM3に変更となった
ことだけですね。
メインシャシーの外形カットラインもリアは大きくナロー
化しているのですが、フロントも微妙に数mmほど
ナロー化しております。また、フロントサス部の肉抜き
も切磋琢磨より大きく、穴数も増えていますねえ。
全体的に切磋琢磨よりかなりソフト目のカット形状と
なっています。実際、メインシャシーを手で捻ると
かなりソフトであることが確認できます。しかし、縦
方向にたわませようとすると想定以上に硬くてちょっと
ビックリされると思います。これは縦方向に剛性が
高い特殊織目のカーボン板を採用しているからで、
他社にはない非常に特殊な優位性を、メインシャシー
に採用していると考えて間違いないと思います。
尚、板厚は切磋琢磨の2.4㎜から2.5㎜に若干厚め
となっております。
次にロアブレースですが、穴位置は切磋琢磨と同じ
で、百戦錬磨のロアブレースを切磋琢磨にも流用
可能となる様に考えられている模様です。
しかしながら、内側の肉抜き形状を少し変更して、
強度と剛性を従来の切磋琢磨より高めるべく改善
を図っている模様です。
こちらも板厚は切磋琢磨の2.4㎜から2.5㎜に若干
厚めとなっております。
リア周りですが、モーターマウントは切磋琢磨の
オプション仕様であるA7075-T6材が標準となりま
したが、若干肉抜きを追加して軽量化が図られて
おります。
また、トップデッキはセンターショック位置を前だし
すべく変更が施されておりますが、切磋琢磨の
センターショック位置の穴も残されております。
もちろん、切磋琢磨と取り付け穴位置は同じです
ので、切磋琢磨に百戦錬磨のトップデッキを装着
して、メインシャシーに対応する穴加工を施せば、
切磋琢磨のマイナーチェンジも可能ですねえ。
切磋琢磨から特徴的だったバックボーン部に装着
するΦ3のカーボンシャフトですが、キット状態だと
バックボーンの穴に対して多少嵌合がきつい状態
のため、ワタシは#400の紙やすりを使って手で
カーボンシャフト外周を削って、スムーズな作動が
得られるように追加工を施しました。
また、装着時はモリブデングリスを塗布してから
組み込みました。
さあ、ピボットブレースを組み立てるにあたって、
シャシーとのあたり面を紙やすりで面だししよう
と思って現物を見てみると、なんとキット内容
品は既に面だし加工済であることに気づき
ました。
これはモロテックさんが自ら面だし加工された
のでしょうか?いずれにしても、こういうところ
に手を抜かないところがモロテック製品の凄い
所ではないかなと思ってしまいますねえ。(^^
ロールダンパーにボールリンクを組み込むに当たり、
ワタシはM3のタップを使ってボールリンクに予め
めねじをきりました。こうすればアルミ製のロール
ダンパーをペンチで咥えたりする必要がなく、指
でつまんでボールリンクをねじ込むことが可能と
なりますからねえ。(^^
フロントサスはアソシ製R5.2のものが同封されて
ますので、ロアアームとアイレットにピボットボール
を入れてから、熱湯に漬けましょう。(^o^)
こうすることで、サスアームの柔軟性が少し増えて
耐衝撃性も向上し、また熱くなったサスボールの
ピボットボールをぐりぐりすることで作動も軽くなり
ますので一石二鳥です。
ちなみに私は塗装用のスプレーキャップにサスを
入れてから、ポットで熱湯を入れて10分放置×2回
を実施していますねえ。
デフの組み立てですが、デフボールには定番の
モロテック取扱いのTEAM コラリー製デフグリス
を使います。そしてデフリングをリアシャフトと
右ハブに装着する際には、事前にタミヤ製ハード
グリスを塗布してデフリングが保持できるように
しています。これでデフメンテの際にいちいち
デフリングをリアシャフトおよび右ハブから外す
必要がなく、清掃作業時間が短縮できるので
お勧めです。(^^v
あとはキット付属の取説通りに作成すれば、上記
画像のようにだれでも等質な百戦錬磨が完成すると
思いますよ~。(^o^)v
もし、不明点あればこのブログでご質問ください。(^^