やまさん。RCのブログ-V2

このブログは家庭とRCの両立に日々悩む一人の中年(^^;の苦闘の日々??をお伝えするどきゅめんたりーです。

ヨコモGT500全日本参戦記

2015年11月15日 | レース参戦記

みなさんこんばんは。

そろそろ年末に向けて、AOCをはじめとしたビッグレースが目白押しとなる季節になりましたね。

ワタシは12月6日(日)にクレストスピードウェイにて開催予定のクレストカップに参戦予定です。

このクレストカップでは1/12モディのインターミディクラスを開催して戴ける模様ですので、1/12モディの

レースに参戦したいけど、どこもメンツが濃すぎてちょっとなあ…、ってお考えのあなたにピッタリのお気楽

1/12モディレースといえるインターミディクラス、如何でしょうか?

クレストスピードウェイはコースレイアウトも一新されて、モディがより走らせやすくなったと思いますよ~。

さて、そろそろお題を戻して11月8日(日)に谷田部アリーナにて開催された、ヨコモGT500全日本選手権参戦記をはじめますかね。

前回のヨコグラから今回の全日本までワタシは一度も練習することもなく、簡単なメンテのみでパーツ類も全く変更なしでこの全日本に

臨むこととしました。

というのも別にいい加減に取り組んでいるわけではなく、GTストックのスピードだとセット出しや練習するより、モーターとバッテリーの管理

をきっちりして理解を深めるのに時間を使ったほうが有効だと認識したからです。実際、前回のヨコグラでも初コースでありながら練習走行

の3周目にその日のベストラップから0.1秒落ちのラップが出たのですから、全日本でコースレイアウトが一新されてもハンデにはならない

と考えた次第です。

ところがところが、当日朝に到着してみると、コースレイアウトは変更されておらず、ヨコグラの時に対してお椀をたくさん置いた対応でした

ので、この時点で初コースというハンデは帳消しになったわけです。まあ、コースレイアウト一新した昨年は路面グリップが全くなくなり、

レースの成績が予選2回目のみの一発勝負に実際なってしまったことを考慮すると、この判断はある意味正しいとは思います。

そこでちょっとワタシ的にはついてないことがピットについて早々ありましたが、なんとかピット設営して準備を整えて、落ち着いてから

改めてお隣の方にご挨拶などしてからドライバーズミーティング(通称ドラミ)でマシンを並べて記念撮影と、いつも通りの流れの中で、

レジェンド正美さんからレース参加者へのご挨拶とレースレギュレーションの説明があったのですが、なんとレース形式は予選2回の

ポイント制とのこと。通常、予選が4回以上あればポイント制もよくあるのですが、予選2回でポイント制は初の試みでしょうかね?

この方式だと、グリップが低い予選1回目で出した成績が実質無駄になるベスト方式より公平性が高いとのこと。

まあ確かに、運営側への負担は高いでしょうが、全日本を名乗るからには公平性には代えられないというワケですかね。

しかも決勝Aメインは9名をまず選定し、残りのメインの上位2名ずつのタイム順であと2名をAメイン勝ち上がりとする方式との

ことで、うまくすればGメインからでもAメイン勝ち上がりがあり得るレギュということで、なかなか斬新ではあります。

今回もmtabeさんのご協力を得て、ワタシのマシンにはSMART LOGGERを搭載して戴きましたので、レース中のマシンデータは

すべて記録されるワケなんですよねえ。これにボディを乗せた状態で重量は1000gとレギュの980gより20gばかり重いですが、

それを補って余りある情報を絞り出してくれるはずです。

あとはレース前に充電したバッテリーを装着して、手持ちのeagle treeでモーター回転数を計測し、レギュであるタイヤ回転数3200rpm

に近い3160rpmにまずは合わせこんで、その状態で受付にいってタイヤ回転数を実測することで、受付に使用する計測器具と、手持ちの

eagle treeとの誤差を確認しました。結果は±5rpmとほぼ誤差は考慮しなくてよさそうなレベルであることがわかりました。

この状態でレース用電池に交換し、改めてタイヤ回転数3190rpm狙いに設定してレースの出番を待ちます。

タイヤですが、ヨコグラと同じくリアには1年前のGT全日本から使い続けているS、フロントにはmtabeさんから頂いたMSを装着して、

グリップ剤は後ろ10分フロント5分を基本として、フロントの塗幅は50%から始めました。

まず練習走行は3分間、予選と全く同じ組み合わせにて、ワタシはストッククラスの2番目の出走順です。今回、レース参加者はストック

だけで64人も実際に来られていたので、決勝はGメインまであるという盛況ぶりですが、相変わらず出走順は路面清掃係担当っぽい位置

ですので、低グリップが想定されます。しかしながら実際にはコース変更がなくお椀追加のみだったせいか、走り出しからグリップ感は普通で、

走行方向もヨコグラと同じ時計回りでしたから順調に練習できました。この時点でワタシのベストは17.454秒でした。

しかし、その後の他車を見ると速い人は17秒フラット前後が出ており、これはかなり苦戦が予想される状況のようです。

まあ、路面が上がってくることを期待しつつ、今回はレース用バッテリーとして新品を1本購入したのでそのパワーに期待です。

まず、予選1回目には手持ちで新しめのバッテリーにブラックホーク充電器で4.0Ah充電を施しました。カット電圧は4.21V/セルです。

この状態でレース1時間前に充電完了として、あらかじめ車検場の横にある回転数計測エリアでタイヤ回転数が実際に3190rpmに

合わせ込めていることを確認してからその状態でピットにてレース出走時間を待ちます。

予選1回目、ゼッケン5番にて5番目のスタートですがさすがに全日本、みな速くてなかなかすぐには前に出れません。

なんとかトップにまでなるものの、後ろから異様にパワーがあるマシンが来たので、予選ですからやむなくインを空けて前に出したら転んで

抜き返してしまい、また後ろから来たので譲ったらまたこけた、みたいなことが数回ありタイムをロスってしまいました。でも結果的には

そのレースの中ではトップゴールとなり、14周8分3秒でベストは17.197秒となりました。平均ラップは17.484秒とベストから0.287秒

もかい離してますからまだまだです。この時点で総合20位/64名となかなかに微妙な感じです。

予選2回のポイント制でベスト1回のみ有効ポイントなので、予選1回目に4位以上はAメイン確定となり、空きのAメイン枠は最低

5枠しか次の予選2回目には残っていない状況にて、ここに飛び込めるスピードが自分には現状ありません。

まあ、しかしながらここで予選出走枠組み換えがありますので、少し速い人たちと走ることでトータルラップは改善目途もありますから

少しだけ期待して頑張ってみます。

予選2回目、バッテリーのみ新品を投入するも、その他はフロントグリップ剤の塗幅を60%に増やしてレースに臨みます。

予選2回目のワタシの枠は5レース目にて、実質Cメイン相当の枠でゼッケン2番を頂きました。これは前が1台しかいないので

クリーンなラップが期待できます。

まあ、その前にまずはお昼ご飯ですね。

ここヤタベのお昼はお弁当屋さんが来るのですが、上の画像のカレーがこの量で700円となかなかにリーズナブルで、お味も

まあまあですからお勧めしてもよいかもです。

果たして予選2回目スタート。走り出してすぐにゼッケン1番のマシンがハイサイドか何かでコースアウトしてくれたので、ワタシが

トップに立ちそのまま成績自体もこの枠でのトップを快走している模様です。マシンの動きもよく自分の出せるすべてをぶつけて

4分間のアタックをなんとかまとめ上げることに成功したみたいです。

結果はちょっと残念な14周8分0秒785にてベストは17.025秒で平均ラップは17.198秒とやはりベストからのかい離が

0.174秒と相当頑張った成果が見られます。なんせ、ワーストラップでも17秒450ですから、ほぼノーミスといえる内容です。

でも、予選2回目の結果は13位/64名でした。まあ、19位までベストはワタシを除き、みな16秒台ですからストックで

ベストが遅いという致命的な状況にしては頑張ったほうかもしれません。

で、結局はポイント制に直すと総合16位/64人となり、決勝ばBメインでゼッケンは7となりました。

決勝Bメイン、ここで頑張ってまずは2位以上に上げてAメイン入りを今一度目指してみます。

決勝スタートと同時にワタシはホールショットを決めて、ストレート後の右コーナーを一つ抜けた時点で4位にまで上がりました。

しかし序盤のワタシの走りは他車に劣るものがあり、一旦は7位くらいまで順位が後退してしまいました。しかし1分経過後

から踏ん張りを見せて前走者にしがみつくように走り、3分経過時から他車が大きくタイムを落としていく中、ワタシはどんどん

ペースを上げていき、11周目にこの日自己ベストとなる17.007秒を出しながらさらに前走者を追いかけると、残り30秒で

3位に浮上してトップ争いもコーナー一つ先に見えてきました。しかもペースが落ちてます。そのまま追い上げるものの、

2位まではあと0.3秒、トップまででもあと0.5秒足りずにレース終了となりました。結局はCメインの1位と2位がほんの少し

Bメインより速くて勝ち上がりとなったようですが、そこと比べてもあと1.1秒の差でしたからレース序盤のペースが上がれば

決勝Aメインは見えていたようでした。

結局、総合14位/64人がワタシの最終成績でした。

たぶん、あと少しパワーソースの詰めができればAメインは現状のマシンで十分に届くなあ、というのが今回わかったことで、

ほぼどノーマルのマシンでも全日本決勝Aメインが目指せるヨコモGT500って、なかなかいいカテゴリーだなあって思います。

皆さんも、来年はヨコモGT500全日本目指してみませんか?

コメント (4)
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