みなさんこんばんは。
今年も残りわずかとなりましたね。
このブログを御覧戴いているみなさまにとって、今年はいかがだったでしょうか?
ワタシは公私ともに微妙な一年ではありましたが、RC的には若干の進歩はあったかもしれません。
さて、12月20日に谷田部アリーナにて開催された、EPS-J最終戦にワタシも参加しました。
コースレイアウトはAOCの時から変更なしですので、それなりに走り込みやセット出しをする時間があったかと
思いますが、ワタシのほうはクレストカップに一点集中でしたので、このEPS-Jでも事前の練習はできずに
レース当日入りとなった次第です。
とはいえ、AOCではわずかtotalで33周ながら走行したので事前にコースレイアウトを想定したセット
出しと、クレストカップで受けたマシンダメージから回復すべく完バラメンテを敢行した次第です。
その結果、なんとリアポッドが2㎜も捩れていたことが判明し、その要因が全日本の決勝時にストレート
エンドで宙を舞って左リアから体育館の壁にマシンが激突した際、左モーターマウントを曲げてしまって
いたと判明しました。ロアブレースもわずかに捩れはありましたが、これは手で捻って修正できる範囲
でしたので、左モーターマウントのみ交換することで、マシン的にはばっちりとなりました。
まあ、全日本のストレートエンドは100km/h超えてますから、左ホイールと左モーターマウントが破損
しただけで済んだのは、百戦錬磨が丈夫である証といってもよいのかもしれませんねえ。
実際、通常のクラッシュ程度ではびくともしない7075-T6材でできたモーターマウントが曲がっても、
板ものが破損しなかったのは、クラッシュによる過大入力を上手く分散してくれる基本設計の良さと
考えてよいかと思います。
さて、EPS-J最終戦での”本日のピット”風景画像ですね。
いつもと変わらぬ風景ながら、ここヤタベアリーナのピットエリアは照明が明るいため、個人でLED等の照明を持ち込まなくても済むのが
助かります。この立派な施設でありながらレース参加費2000円程度で済むとは有り難いことです。
今回のEPS-Jでは朝一の開門から1時間ほどフリー走行時間が設定されましたので、ワタシは2パックほどモディでの練習走行を敢行
することができて助かりました。おかげでフロントタイヤに自由自在とキミヒコさんとこのA-30との2種を試すことができました。
ベストラップ的には自由自在のほうが速いので、本来ならこちらを選定すべきですがA-30だと8分間通してマシン挙動が安定している
感じがしましたので、事前練習が足りないワタシとしてはA-30を本日のレース用フロントタイヤに選定するのがベターと考えました。
そして朝一のフリー走行後はタミグラぽく皆で集まって集合写真の撮影、そしてヨコモ社長および主催者であるキミヒコさんからのご挨拶
を頂いたのち、レースの簡単なルール説明を経てコントロールプラクティスに移行します。
コントロールプラクティスでは各カテゴリ毎に約10分程度のフリー走行時間帯が設定されまして、その中で適宜走行してベストタイムを
出すことで、ベストタイム順の予選組み合わせを設定するという内容です。
ワタシもコントロールプラクティスは10周ほど走行しましたが、アンダーが強くて12秒2とあまり振るいませんでした。どうやら、グリップ剤の
塗布時間が短すぎた模様です。
今回、1/12モディクラスには28人もの参加者があり、決勝はCメインまであることになりますが、ワタシの予選組み合わせは正に
Cメイン相当の組み合わせ位置となりました。
予選1回目、2回の大きなミスと細々したミスを連発したこともあり、結果は36周8分1秒でベストラップは11秒8となりました。
ベストラップは若干改善したものの、トップ勢からは約1秒くらい離されています。また、周回もまだまだ足りないので、予選2回目
に向けて、さらなるペースアップのためにピニオンを2枚ほど上げることにしました。
というのも、今回ワタシはこのAOC以降のコースレイアウトに慣れておらず、パワーをタイムに昇華することができないと考えて、
ESCをノンブースト設定としておりました。おかげでなんとか8分走行できるレベルにはなりましたが、もう少しスピードを上げるべく
今回はブーストに頼らずストッククラスのように指数調整でスピードを上げることにした次第です。
予選2回目、スピードアップでマシンバランスも改善したのかミスも大幅に減じることができ、かなり良いペースだったのですがなんと、
残り30秒のところで突然のスピードダウン。ピニオンを上げたことで燃費が足りなかった模様です。
結果は38周8分1秒でベストは11秒8でした。
今回のEPS-Jではモディクラスで燃費が足りずにバッテリーダウンするマシンがとても多く、それも考慮してのノンブーストでしたが、
こうなるともうバッテリー自体を何とかするしかないようです。
予選2回目まで、ワタシはトリニティ製のFormula-X 7100mAhを使っていたのですが、こうなるともう同じくトリニティ製の
ホワイトカーボン7700mAhを投入するしかありません。全日本以来の使用でバッテリーが寝ていなければよいのですが。
予選3回目、マシン設定はそのままに、バッテリーのみホワイトカーボンにチェンジしてレース開始です。
マシンの状態はかなり良く、ドライバーがまだラインを探りながらの走行ながら、大きなミスなく8分間を何とか完走できました。
結果は40周8分9秒でベストは11秒7まで上げることができました。
この結果より、予選は総合24位/28人中となり、今回の事前準備状況から考えると現状得られるベターな結果と言って
良いと思います。何せ今回のEPS-Jの1/12モディクラスの参加者メンツをみれば、この成績でもよく取れたなと我ながら
思う次第でしたので。
決勝はCメインから参戦ですが、このCメインもメンバー的にはかなりなレベルで、しっかりと走らないといけません。
結果は頑張りましたが予選と変わらず24位で終了です。さすがに1/12モディクラス、一つ上に行くのも容易ではありません。
まあしかし、AOCの際の惨憺たる3連続予選リタイヤから考えるとかなりの前進と考えたいですねえ。
そして、今回もワタシを支えてくれたモロテック製の百戦錬磨とトリニティのパワーソースには感謝しております。
来年もまた、1/12モディはモロテックマシンとトリニティパワーで頑張りたいですねえ。
さて、最後になりましたがそろそろ年末年始のみなさまのお勉強タイムにご活用戴く動画を用意しておりますよ~。
・EPS-J 1/12モディクラス決勝Aメイン
・EPS-J 1/12ストッククラス決勝Aメイン
では、みなさま来年もよいお年を。