みなさん、こんにちは。
9月23日にSRTで開催された、DAYTONA500耐久レースの決勝は午後12時55分からローリングスタートの隊列整えるため、
LMPの予選1位チームを先頭にして、午後1時の決勝スタートに備えるところから始めました。
我が”チームたこぴ~”は決勝スタートを予選で全体3位のペースを発揮してくれたSさんにお願いしました。
スタート混戦を抜けるテクニック、スピード共に安心して任せられますからね。
決勝スタートして15分経過時点で我がチームたこぴ~は総合3位という素晴らしいスタートを切って、どのチームよりも早く、
バッテリーチェンジのためのピットインに入りました。
他チームは基本的に5400mAhのバッテリーを5本使っているので、3800mAhのショートリポを使っている我がチームは、
どうしても他チームより5分から10分は早めのピットインを余儀なくされるのが、ピットインタイミングが早い理由ですね。
他チームのお話を聞いていると、どうやら5400mAhで25分くらい走る予定ということでしたので。(←ここ重要です)
つまりは当初より、他チームに比べてピットイン回数が多くてタイムロスが大きい点が通常であれば不利になるわけですね。
でも、そこはウチに秘策がありました。
上の画像にある通り、バッテリーのクイックチェンジャーを工夫して装着したということです。
もちろん、他チームもクイックチェンジャーを自作して搭載していたのですが、どのチームもバッテリー固定と、
コネクタ接続が別々なので、先ずコネクタ外してからバッテリーはずし、充電済バッテリーを搭載してから
コネクタをつなぐ、という4アクションが必要です。時間にすると約20秒くらいのようでした。
でも、ウチのクイックチェンジャーは上の画像にあるFRPの板をマシン下から指で押して、バッテリーを引き抜き、
逆の手順でバッテリーを装着してから指でコネクタをバッテリー端子に押し込むという、基本2アクションで済みます。
実際のバッテリー交換時間はボディ外す必要なく、だいたい5~10秒で済みました。
周りのチームもピット作業時間の早さに気づきだし、途中からウチがバッテリー交換実施すると歓声が上がるようになり、
なんだかクイックチェンジャー工夫した甲斐があったなあと思った次第です。
それでも結果的にはピット回数が多く、3時間経過時点では総合12チーム中で5位から6位あたりという感じでした。
LMPの中では3位くらいで、GT2とLMPが3台ずつの上位6チームというところで、GT2の速さが際立つ耐久の流れでしたね。
さて、耐久中盤となる3時間以降はどうなるでしょうかね。
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