みなさんこんばんは。
4月末に入手した百戦錬磨WX、先日の全日本ではとても素晴らしい快走を見せてくれて、結果としてワタシの自己ベスト
となる33位という成績をもたらしてくれました。
しかしながらここに至るまで、なかなかに迷走したためブログでシェイクダウンすら紹介することができない状況だったわけ
なんですねえ。
そう、それはシェイクダウンのため参戦した5月7日のクレストナイトレース参戦に向けて当日朝一にクレスト入りして、
レース前のシェイクダウンとセット出しを始めた正にその1パック目のシェイクダウン走行の際、マシンから良い感触
を得て、いきなり全開走行でクレスト名物であるエスカレータセクションでラインのど真ん中でスロットル全開にした
ところ、フロントがふわっとリフトアップしてマシンが宙に舞い、そのまま操縦台下のフェンスに直撃したのでした。
いや~な音がしたなあと思いながらマシンを回収してみると、まずボディリア回りがダメージを受けていて、リアアクスル
もぶらぶらしていて、サイドリンクが片側外れてました。それだけならまだよかったのですが、よくよく見るとモーターが
なぜか外れてます。そしてリアアクスルが折れていて、百戦錬磨の特徴的なリアのアルミ製Xバーが大きく曲がってます。
そしてロアブレースが破損しているばかりか、なんとメインシャシーにもダメージが見られます。
つまり、一言でいうとリア回り全損です。
もう数分間、その場から動けなくなりました。
ようやくに気持ちを整えてマシンとともにピットに戻り、各部チェックをしますがダメージが深すぎて、修復できるかどうか
判りません。とりあえず、破損したメインシャシーをダイヤモンドやすりで削って整えて、何とか使える状態に修復しました。
そして、リア回りは修復する時間がないため、手持ちの百戦錬磨V3のリア回りをそっくり移植しました。そしてモーターは
どうやら衝撃でねじが無理やりずるっと引き抜かれたようですが、トリニティD4のモーターケースは7075-T6材を使って
くれていたので、ねじ部含めて大きな破損は免れた模様です。しかし、リアアクスルに押されたためかケースに変形が
見られます。それでも稼働チェックすると問題なく回るので、このまま使うこととしました。
果たして、マシンは走るようにはなりましたが、結局はうまくセットアップできず48周でほぼ最下位に近い状態でナイト
レースを終えることとなりました。厳しいシェイクダウンとなった次第です。
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