みなさんこんばんは。
夏休みがやってきて、オリンピックが終わった今日この頃、ここをご覧戴いているみなさまはお元気でしょうか?
ワタシのほうは、なかなか廻ってこないコロナワクチン接種を早期に実施すべく、東京は自衛隊の集団接種を利用しました。
思ったよりスムーズに、しかしさすがに自衛隊だけあって、しっかりとすべての手順は踏むんですね、という感じでした。
ワタシの接種したワクチンはモデルナでしたが、左腕が少し痛みを感じるくらいで、体温も36.0℃から36.7℃が最高体温でした。
まあ、やはりラジコンやってると、日ごろからグリップ剤とかクリーナーとか明らかに殺菌能力高そうな薬剤に触れているだけあって、
コロナワクチンにやられることはないような感じかもしれませんね。ラジコンやってるメリットって、もしかしてこれくらいかも。
さて、EPS-J 2021 Rd2 MAPが7月25日に開催されましたが、ワタシもそこに参戦してきました。
まあ、レースの結果とかワタシのダメダメぶりについては、また別の機会に紹介させて戴くとして、今回は少し新たなお楽しみについて、
紹介差し上げたいかなと思う次第です。
ここをご覧戴いているみなさまは、多分にラジコンに深い造形をお持ちの方も少なくないのではないかと推察します。
かくいうワタシも、このブログの前身である、”やまさんRCの部屋”というHPを1999に立ち上げた際は、主に自作パーツ紹介を記事にしておりました。
でも、ワタシもそれ相応に齢を重ねたせいか、自分でカーボン板を切ったり、アルミパーツを削ったりという苦労が煩わしくなり、
ここのところは基本キットを少しだけいじる程度で済ましていたんですよね。
でもですよ、ここ最近登場したSRFというオンラインストアにお願いすると、カーボンないしはアルミのメインシャシーやその他板モノについても、
非常に素晴らしい精度で、かつとてもリーズナブルな価格で試作してくださる素晴らしーサービスを展開してくれているんですよね。
そこで、ワタシもここ最近蓋をしていた自作マニアな気持ちが盛り上がりまして、FUSION360という無料でも使える3D-CADでデータ作成などしてみました。
こんな感じで、自宅のPCでもそれなりの性能があれば、上記画像のような3Dデータを作成することが可能なんですよね。
このデータをSRF様にお問い合わせして、実際にモノを作成してもらった次第です。
こちらはSchumacher製のエクリプス-3のメインシャシーをベースにして、追加の穴加工を施した通称”KITCUT”と呼ばれる、
中京のとても速いお方のオリジナルシャシーですね。
こちらもSRFさんで追加工を実施されていて、ワタシも許可を得てこのシャシーを入手した次第です。
アルミシャシーながら非常にしなやかなロール剛性で曲がりとリアの安定感が素晴らしいシャシーですね。
そして、こちらがワタシのオリジナルである、エクリプス-3用”やまさん。CUT”とでも呼べばよいのでしょうかね。
2㎜の7075-T6アルミ板から上記シャシーをSRF様で切り出して戴きました。
このシャシー、リア周りの肉抜きを大きめに付与することでリアの安定感が高まりましたが、フロントに対して、
リアの剛性が低めのせいか、コーナーでの曲がりが後曲がり傾向となり、セットアップに工夫が要るようです。
尚、フロントの幅も若干狭めてロール剛性をノーマルより少し低めとしています。
そしてこちらはエクリプス-3用やまさん。CUTの2.2㎜カーボンシャシー版です。
主として軽量化に重きを置いた、1セル13.5Tのプロストック用に準備したシャシーです。
こちらは想定通り、非常に全体のロール剛性が低く、しかもリアの剛性がフロントより低めのため、
プロストック用のコントロールタイヤでもフルグリップでハイサイドしやすい傾向となり、
フロントタイヤのグルー多めで対処が必要となった次第です。
こちらは全体的な剛性が低すぎて、コントロールタイヤでもフロントが引っ掛かってリアが抜ける傾向にあるため、
リアのサイドスプリング柔らかめかつ、フロントキャンバーは1.0°まで抑える必要がありました。
まあ、ちょっとやりすぎ感満載でしたかね。重量的にはメリットあるので、グリップ低めのカーペットでは、
とても良いのかもしれません。
こちらはXRAYのX12-2021ノーマルアルミシャシーですね。
肉抜きが全くない2㎜シャシーながら、想定よりは軽めの重量ですね。
こちらはさすがメーカー純正、安定感は抜群ですが全体剛性高めなので、路面が上がった際にもハイサイドは見られないものの、
フロントが引っ掛かるとリアが抜ける現象が出ることもあるので、フロントキャンバーとリアのサイドスプリング調整が、
非常に重要かと考えます。
そして最後は、X12-2021仕様の2㎜アルミ板(A7075-T6)のやまさん。CUTですね。こちらもエクリプス3のやまさん。CUTと同じく、
リアの剛性を低めにすべく大き目の肉抜きを追加したうえで、フロントは肉抜き形状を変更しつつ、
フロントシャシー幅をギリギリまで狭めることで、若干の剛性低減を図った仕様です。
こちらもやはりリアの剛性がフロントより低めのため、後曲がりの傾向となりますが、X12-2021の特性から、
比較的バランスが取れているように感じました。
上記のように、自分で3Dデータを作りまでしなくても、ポンチ絵を画像にしてSRF様に送って相談すれば、みなさまオリジナルのスペシャルパーツが、
出来上がってくるという、昔からは考えられない素晴らしいサービスではないかと思います。
気になるお値段については、正直言ってまるで普通のメーカー純正品に近いお値段にて、とてもリーズナブルだと思います。
例えばみなさまが普通にミスミとかの一般試作会社に依頼すれば、最低10万円はかかると思います。
それが、ラジコンユーザーに配慮した、マニアのためのお値段設定ということで、夢のオリジナルパーツが入手できるチャンスがやってきたわけですね。
SRF ONLINE STORE、オリジナルパーツのみならず独自のスペシャルパーツも販売されていますので、是非一度HPを覗いてみてはいかがでしょうか?
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