みなさんこんばんは。
ここのところ、ワタシはちょっとせわしなくて、少しブログ更新が
疎かになっております。申し訳ありません。
でも、毎週せっせとRCは頑張っておりますのでネタだけは
ため込んでおりますよ~。
そこでネタの一つとして、今回はタイヤ接着法について少し
考えてみたいと思います。
タイヤ接着は高粘度タイプの瞬間接着剤をタイヤとホイルの間に
たくさんねじ込んで、瞬間接着剤のノズルでそのままぐりぐりと
かき回して接着剤を均一に伸ばす手法が一般化していると思い
ます。
しかしこの方法、相当に多めの接着剤をねじ込んであげないと
接着不良でタイヤが欠けてしまい、大事なレースを失うという
懸念もあります。
ワタシの場合、タイヤを指で引っ張って瞬間接着剤のノズルから
の接着剤を目視で確認して、ちょっとずつ接着剤をタイヤ内面に
行き渡らせることで、接着不良を撲滅することに成功しました。
しかしながら、タイヤ接着に掛かる時間がばかにならず、他に
方法がないかと常々考えていました。
一方、全日本チャンプであるほりっちょさんや、1/12ストックの
Aファイナリストであるmatsさんは両面テープでのタイヤ接着を
実施されており、特にmatsさんはタイヤ内面にスーパーXを塗布
してグリップ剤が両面テープにまで浸透しないように配慮した
接着を心掛けていらっしゃいます。
そこでワタシもこの方法を取り入れようと思い、更に最近ワタシの
お気に入りである、小西ボンド製のSUプレミアムソフトをタイヤ
内面に塗布して両面テープにて接着しようと考え付きました。
この方法だと、タイヤ内面に塗布する接着剤が乾燥後もとても
柔らかいSUプレミアムソフトの効果で、タイヤ接着後のタイヤ
硬度がタイヤ径が小さくなっても接着剤の影響を受けないのでは
ないかと考えた次第です。
先ず、上記画像の通り、タイヤ内面にSUプレミアムソフトを塗布
します。塗布する際、SUプレミアムソフトに付属の半透明のヘラ
で塗布すると、とても均一かつ畑のように段々の筋状な塗布面
が形成できます。
接着剤を塗布する際、上記の画像の量をヘラに載せて、タイヤ
内面の幅7~8㎜位に伸ばして塗布するのが適量です。
この方法でタイヤ内面全面に接着剤を塗布します。
接着剤をヘラでタイヤ内面に塗布する際は、上記画像のように
台に置いて、そのままタイヤを転がすようにすれば簡単かつ
均一に塗布できますよ。
そして予め脱脂したホイルに両面テープを貼り付けてから、
SUプレミアムソフトを塗布したタイヤ内面と、ホイル表面の
両面テープ面の両方にクリーナを多めに塗布してから
タイヤをホイルに挿入して、挿入位置を確認したうえで
タイヤを揉んで確実に接着させましょう。
ワタシはニトムス製の多用途厚手両面テープ No.523
を使ってます。
ちなみに両面テープは、 日東電工 NW-5000NS が
ほりっちょさんのお勧めですので、一度お試しください。
タイヤ完成したら、タイヤセッターで上記画像のように仕上げて、
そのショルダー部にもSUプレミアムソフトを薄く塗布してあげると、
クラッシュしてもタイヤが欠け辛くなりますのでお勧めです。
この方法で作成したタイヤをクレストで実際に使用したところ、
接着剤に厳しいトリニティ製のグリップ剤との組み合わせで
グリップ剤塗布後30分の真空引きを実施して走行を同一
タイヤで6パック、継続使用しましたが接着はがれや欠けも
なく、8分間のグリップ感も非常に良好な結果が得られました。
なにより馴れると接着は瞬間接着剤より比較的簡単かつ
安定した接着品質が確保できるのが美点だと思います。
そして気になるお値段ですが、SUプレミアムソフトは25mlで
実売約600円にて、リアタイヤ20個程度は接着対応可能
にて、1個あたり30円+両面テープ代となります。
しかしながらMONOTAROというネット販売先からだと120mlの
業務用が土日割引含めて約1200円で購入できましたので、
これなら100個接着できて、リアタイヤ1個当たり12円+両面
テープ代となる訳ですね。
瞬間接着剤でのタイヤ接着に苦労されている方は一度、
お試しされるのも手かとは思いますが、如何でしょうかね。
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